C・イーストウッド監督が描く、歴史に残る208秒の決断を目撃!

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C・イーストウッド監督が描く、歴史に残る208秒の決断を目撃!

初タッグとなるクリント・イーストウッド監督とトム・ハンクスが、実際に起こった航空機事故とその後を描く『ハドソン川の奇跡』(9月24日公開)から緊張感あふれる新たな予告編が公開された。

『ハドソン川の奇跡』から緊張感あふれる新たな予告編が公開
『ハドソン川の奇跡』から緊張感あふれる新たな予告編が公開[c]2016 Warner Bros. All Rights Reserved

「USエアウェイズ1549便不時着水事故」は2009年1月15日に、ニューヨーク発シャーロット経由シアトル行きの航空機が、離陸後のエンジン停止により、ハドソン川に不時着水した航空事故。

当時およそ16万人が住んでいたニューヨークへの墜落を逃れ、155名いた乗員乗客も全員無事だったため「ハドソン川の奇跡」と呼ばれている。本作はこの奇跡的な生還劇を成し遂げたチェズレイ・サレンバーガー機長の知られざる真実に迫るヒューマンドラマとなっている。

映像の中には実際に両エンジンが停止してから、サレンバーガー機長がたった208秒でハドソン川への不時着を決断し、旅客機が水面に着水する緊迫の場面が映し出される。イーストウッド監督は21歳のとき、乗っていた飛行機がレイズ岬沖に不時着するという事故を経験。

かつて自身も飛行機事故を経験しているイーストウッド監督は「同じような状況を経験した者としては、パイロットならば、滑走路もない陸地へ向かうよりは、私も着水に賭けたんじゃないかと思う」と話しており、このことがリアルな演出や人の心理描写につながっているようだ。

サレンバーガー機長を演じているトム・ハンクスは、エンジン停止からの極限状態について「私はパイロットではないが、ハドソン川への着水が不可能だということは分かる」と言及。

不時着水を成し遂げ英雄となった後、一転して容疑者にされてしまうサレンバーガー機長の運命についてトムは「サレンバーガーは自分が英雄だなんて決して言わないでしょう。彼が行ったことは英雄的行為だが、彼はその代償を払うことになるんだ」と語っており、英雄と称賛された男の知られざる真実が明らかになる『ハドソン川の奇跡』は見る者の価値観に強く訴えかけるドラマに仕上がっているようだ。【Movie Walker】

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