コメディセンス炸裂!長澤まさみの“美人なのに残念な女”
事件に巻き込まれた中年キャスターの災難な1日を描くコメディ『グッドモーニングショー』(10月8日公開)。テレビ業界を描いた本作で女子アナ役に初挑戦した長澤まさみが、美人なのにどこか残念感が漂う女を抜群のセンスで体現している!
長澤が演じるのは、主人公の澄田(中井貴一)とともにワイドショー番組のキャスターを務めるアナウンサー・小川圭子。澄田を目標のキャスターとして憧れ、さらには好意まで持ってしまっているという役どころだ。
そんな小川、澄田がいつも優しく相談に乗ってくれるせいなのか、既婚者の澄田と自分が交際していると思い込んでいる、とんでもない勘違い女子。テレビ局に向かう朝の車内では、生放送中に交際をばらすと澄田に対して電話攻撃。さらに、心当たりのない澄田が戸惑っていると「私、本気ですから」と微笑交じりに念を押すなど、自分の勘違いを押し付けまくる!
少々残念な小川だが、いざという時は頼りになる仕事のできる女。そして、見た目は中身のマイナス面を補ってしまうほど美しい。長澤の高身長を引き立てる、ワンピースからスラっと伸びる美脚には目が釘付けになるはず。実際にこんなアナウンサーがいたら、ニュースがまったく頭に入ってこないかも?
君塚良一監督も「仕事はできるけど頭の中がふんわりしている、下手するとすべての観客を敵に回しそうな難しい役を、長澤さんは楽しんで嫌みのない女性に演じてくれた」と絶賛。監督をうならせた長澤のコミカルな“残念な女”の演技を、ぜひスクリーンで楽しんでほしい。【トライワークス】
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