57歳のパトリック・スウェイジ、すい臓ガンで逝く
『ダーティ・ダンシング』(87)、『ゴースト ニューヨークの幻』(90)で知られるパトリック・スウェイジが、14日未明、すい臓ガンのため亡くなったことを広報が正式に発表した。57歳だった。
スウェイジのすい臓ガンが発覚したのは、昨年の1月。抗がん剤を打ちながら闘病生活を続けていたが、すい臓ガンの死亡率が高いことや、外見がみるみるやせ細っていったため、余命数か月説が何度も浮上。「治療法がなく、ただ死を待つだけ」などとも報じられていた。その報道に、スウェイジ側は怒りと否定を繰り返してきたが、病魔には勝てなかったようだ。
ピープル誌に関係者が語ったところによれば、「スウェイジが、自分の死期を知っていたのかはわかりませんが、最後まで望みを捨てず、テレビ・シリーズ『The Beast』に全力を注いでいました。演技力を鈍らせるという理由で、痛み止めを飲まずに演技に挑んでおり、最期までプロ根性を忘れない人だった」そう。心から、ご冥福をお祈りします。【NY在住/JUNKO】
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