米倉涼子、『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングと対面「超カッコいい」
第74回ゴールデングローブ賞で歴代史上最多の7部門を受賞し、第89回アカデミー賞でも最多の13部門でノミネートされた『ラ・ラ・ランド』(2月24公開)で主演のライアン・ゴズリングとデイミアン・チャゼル監督が来日。2人は1月26日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催されたジャパンプレミアに登壇した。日本人ゲストとして過去にブロードウェイ・ミュージカルに出演経験のある米倉涼子も応援に駆けつけ、最初のダンスパフォーマンスに参加した。
米倉は、舞台挨拶にも花束持参で登場し、ライアンを「すごくカッコいい。超カッコいいです」と力を込めて称えると、ライアンから「あなたの方がカッコいい」と本日の衣装をほめられた。米倉は「今日のために作ってもらったので」とうれしそうに語った。
アカデミー賞にノミネートされた感想について監督は「まだ、ちょっとショック状態から抜けきれていないけど、本当にうれしかった。今回はチーム力の勝利だ。ライアンやエマ・ストーン、カメラマンやスタッフなど、いろんな方たちがノミネートされて認知されたことがとてもうれしい」と喜びを口にした。
ライアンも「監督と同じく、この映画を作れたこと自体が賞をいただけたくらいにうれしいよ。また、公開後も非常に良い反応をもらっていて十分幸せなのに、アカデミー賞にもノミネートされて、本当に驚いているんだ」と笑顔を見せた。
ライアンは『きみに読む物語』(04)以来、13年ぶりの来日となった。「本当はもっと長くいたいと思ったけどなかなか叶わない。次回はぜひ映画を日本で撮りたい。みなさんからも提案してほしい」とライアンが会場に向かって言うと「サムライ」「アクション」「ニンジャ」という声が挙がる。ライアンも「それはいいね」とうなずいた。
『ラ・ラ・ランド』は第87回アカデミー賞で3部門に輝いた話題作『セッション』(04)のデイミアン・チャゼル監督が、ロサンゼルスを舞台に夢を追う男女の恋を描くミュージカル映画。女優志望のミアをエマ・ストーンが、ジャズピアニストのセバスチャンをライアン・ゴズリングが演じた。【取材・文/山崎伸子】