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宇野維正の記事一覧
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映画ジャーナリスト。「リアルサウンド映画部」アドバイザー。YouTube「MOVIE DRIVER」を更新中。「MOVIE WALKER PRESS」「装苑」などで連載中。著書に「1998年の宇多田ヒカル」(新潮社)、「くるりのこと」(新潮社)、「小沢健二の帰還」(岩波書店)、「2010s」(新潮社)、「ハリウッド映画の終焉」(集英社)など。最新刊は「映画興行分析」(blueprint)。
X:@uno_kore
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Jホラーの先にある新たなスタンダードへ。“ちゃんと怖い”に正攻法で挑む『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』近藤亮太監督【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2025/2/1 17:30『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(公開中)は、幼少期に山で遊んでいる最中に弟が失踪してしまった主人公が... -
現代社会の実相を暴く、アルフォンソ・キュアロン監督の”映画的”企て「ディスクレーマー 夏の沈黙」【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2024/12/14 17:30今回のアルフォンソ・キュアロン監督への取材は、2つの点で本連載「映画のことは監督に訊け」の特別編という位置付け... -
『Cloud クラウド』黒沢清が語る、”ジャンル映画”と添い遂げる覚悟。“作家”ではなく“職人”であると自認する、その理由【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2024/10/9 21:31全編フランスロケでの『蛇の道』(98)のセルフリメイク、観る者を恐怖で凍りつかせる中編作品『Chime』(公開... -
アレックス・ガーランドが『シビル・ウォー アメリカ最後の日』で警鐘を鳴らす”現実の危機”とA24で映画を作る理由【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2024/10/4 21:301996年、26歳の時に自身の東南アジアでのバックパッカー体験を元に綴った「ザ・ビーチ」で小説家としてデビュー... -
『ぼくのお日さま』奥山大史監督の類まれなバランス感覚に宿る、“生まれたて”の表現【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2024/10/3 10:30『ぼくのお日さま』(公開中)は不思議な作品だ。構図や照明や色彩設計から役者の細かい所作まで一分の隙もなく必然だ... -
洋画興行の危機、ファンダムビジネスの最大化…日本の映画興行の”健全さ”はどこに向かう?【宇野維正「映画興行分析」刊行記念対談】
インタビュー2024/7/3 18:30映画ジャーナリストの宇野維正氏による著書「映画興行分析」が、7月3日に発売された。2015年から毎週連載してき... -
観客の度肝を抜く濱口竜介監督『悪は存在しない』。映像とせめぎあう言葉の精度と響き、その圧倒的おもしろさ【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2024/4/26 23:51濱口竜介監督の新作『悪は存在しない』について語る上で、まず手続き的に触れなくてはいけないのはその特異な作品の成... -
正解でも不正解でもない“アクション”の連鎖が物語を動かす。三宅唱監督『夜明けのすべて』を貫く映画の原理【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2024/2/9 22:15「監督の名前で劇場に映画を観に行く」というのは、ある時代までの映画好きにとってはあまりにも当たり前のこと、近年... -
幸福の“ゼロサム”を描く新奇なホラー映画『みなに幸あれ』。その“バッドエンド”が意味するものとは?【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2024/1/21 15:302021年に作品の公募がスタートした日本ホラー映画大賞。この賞の特徴は、“ホラー映画”にジャンルを絞った本格的... -
映画監督は自身のイメージからどう逃げるか?『#ミトヤマネ』宮崎大祐監督が企てるカウンターと最適化【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2023/9/8 17:51ポップカルチャー全般を見渡す視野の広さを持っていて、現在の映画が置かれている状況を映画史的な視座から正確に捉え... -
映画は死なない。でも、我々が夢中になってきた ハリウッド映画はもう存在しない。「ハリウッド映画の終焉」著者・宇野維正、1万字インタビュー
インタビュー2023/6/15 17:30名実ともにエンタテインメントの中心であり続けた、ハリウッド映画。アメリカのメジャースタジオが製作する娯楽映画=... -
衝撃作『TAR/ター』で奇跡の復活を遂げた“幻の名匠”トッド・フィールド、16年間の空白を語る【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2023/5/13 17:30インタビューの冒頭でそのままトッド・フィールド監督に伝えた「『TAR/ター』はこの10年間で作られたアメリカ映... -
眼差しと、ため息。パク・チャヌクが『別れる決心』でたどり着いた“ニュアンス”の美学【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2023/2/17 21:30「映画のことは監督に訊け」では、過去13回にわたって、日本映画の最前線で充実した新作を届けてくれた監督に、その... -
”高すぎる完成度”は映画にとって弱点なのか?『そして僕は途方に暮れる』三浦大輔監督と語り合う、映画の”コツ”【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2023/1/13 21:32映画の世界に活動の幅を広げた劇作家・演出家が、必ずしも優れた映画監督になるとは限らないが、三浦大輔監督の新作『... -
『ある男』石川慶監督の端正な手つきが、“日本映画的”な風土にもたらす違和感。その正体とは?【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2022/11/20 15:30メジャー映画会社が配給する作品とインディペンデント系作品の製作費以外の最も大きな違いは、そこで求められる「語り... -
こだわりたいのは“匿名性”。『わたし達はおとな』の若き才能、加藤拓也との刺激的な対話【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2022/6/22 13:00一口にテレビ局が製作幹事を務めたり製作委員会に入ったりしている映画と言っても、それは玉石混交。正直に言うなら圧... -
2022年の日本社会の“本当の姿”を暴いた『夜を走る』。佐向大監督はいかにしてこの傑作をものにしたのか?【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2022/5/27 22:302022年の春に試写が回りはじめた途端、「あの作品はマジでヤバい」という噂が映画関係者の間で駆け巡った一本のイ... -
『彼女はひとり』中川奈月監督の革新性。“ホラー”を拡張する、新世代への期待【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2021/11/4 13:30大人たちの世界を覆う欺瞞を、大人だけでなく同世代も含む男たちの有害性を、すべて見透かしたような福永朱梨演じる主... -
「孤狼の血」は日本映画界に前例のないシリーズとなるか?白石和彌監督が“続編”を作る意義【宇野維正の「映画のことは監督に訊け」】
インタビュー2021/10/10 12:01『孤狼の血 LEVEL2』が公開されて約1か月が経った9月17日、シリーズ3作目となる続編の製作が発表された。... -
宇野維正が『空白』に見た、この理不尽な世界で“モンスター”になることを踏みとどませるもの
コラム2021/10/9 21:30栄えているわけではないが、特に寂れているわけでもない漁港のある小さな町。そんな町の漁師やスーパーの店員たちの顔... -
2021年はミュージカルの年!宇野維正が解説、“スター映画ではない”傑作『イン・ザ・ハイツ』の魅力
イベント2021/7/21 11:15映画『イン・ザ・ハイツ』(7月30日公開)の特別トークショーが7月21日に東京都内で開催され、映画・音楽ジャー...