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(2024/2/23~2024/2/25)

2024年2月26日 発表(毎週火曜更新)
2024年2月23日~2024年2月25日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』『マッチング』『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』などがランクイン!(興行通信社調べ)

『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』がぶっちぎりでV2達成!入プレ戦略はどこまで効果的なのか?
『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』がぶっちぎりでV2達成!入プレ戦略はどこまで効果的なのか?
『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』がぶっちぎりでV2達成!入プレ戦略はどこまで効果的なのか?

2月23日から2月25日までの全国映画動員ランキングが発表。前週、初日から3日間で興行収入22億3000万円という驚異的なスタートを飾った『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(公開中)が、2週目も圧巻の成績で首位をキープした。
『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』2週目の週末成績は、観客動員78万1000人、興収11億2000万円。週末3日間が3連休と重なったこともあり、今週も2位に大差をつける圧倒的な成績を記録。これで累計成績は早くも動員290万人、興収41億8000万円を突破。この勢いならば次週末にも興収50億円に到達することだろう。 前回の当記事でも触れた通り、初動で20億円を突破した作品のほとんどが最終興収100億円を突破するメガヒットになっており、いまやそうした作品を支えているのはリピーターだ。そんなリピーターを増進させる戦略として定番化しているのが「入場者プレゼント」である。この『ゴミ捨て場の決戦』も、初日から「超豪華冊子33.5巻」が全国200万名限定で配布されたが、累計動員数から推測するに、もうそのすべてが出払ってしまったと考えてもいいだろう。 それでも、3月9日(土)から第2弾、3月23日(土)から第3弾、4月20日(土)から第4弾、そして5月3日(金・祝)から第5弾(いずれも詳細については後日発表される)と、すでに国内の映画市場最大の書き入れ時となるゴールデンウィーク期間までリピーターを生みだし続ける公算が整っている。もちろんこれは興収100億超えを狙う『ゴミ捨て場の決戦』に限った話ではない。 前週に引き続き3位をキープした『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』(公開中)は、23日から入場者プレゼント第2弾の配布がスタート。具体的な数字が発表されていないとはいえ、それが順位キープの後押しとなったのは自明であろう。こちらも3月16日(土)、4月6日(土)、4月27日(土)からと、それぞれ新たな入場者プレゼントの配布が決定している。さらには「入場者特典映像」として特別映像を上映する新たな試みも第3弾まで行うとのこと。 実際こうした戦略がどの程度効果的に働くのか、『ONE PIECE FILM RED』(22)を例にとって見てみよう。3週目末で動員が56万人まで下落した後、4週目末に新たな入場者プレゼントを配布したことで動員は一気に83万人まで持ち直す。また第7弾が配布された公開13週目末には前週から倍以上の動員を記録するなど、少なくとも第8弾(公開15週目)までは動員・興収のアップに大きく寄与していることがわかり、それ以降も動員をキープするための一助になっていることは確かだ。 しかも『ゴミ捨て場の決戦』は、3月9日(土)からMX4D、4DX、DolbyCinemaでの上映も決定している。プレゼントの配布だけで同じ作品を何度も観てもらうのではなく、こうした映画体験としての新鮮味を与えることもすでに主流となりつつある。現に、4位にランクインした『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(公開中)も、そうした上映形態の追加でリピーターの増加につなげている(こちらも3月1日から新たな入場者プレゼントの配布が予定されている)。これは“映画館で映画を観る”という文化の持続のためにも良い動きなのではないだろうか。 こうした圧倒的ファンダムに支えられた3作品が、メガヒットとまではいかないが“春休みの風物詩”として歴史を築き上げてきた「映画ドラえもん」の最新作や、同じように歴史の積み重ねでメガヒットへとつなげてきた「名探偵コナン」の最新作とどのように戦っていくのかが、この上半期の最大の楽しみである。願わくばここに、同じくらい盛り上がる実写映画が加わってくれればいいのだけれど。 ランキングに話題を戻すと、今週は3本の新作が初登場。そのなかで最上位の2位にランクインしたのは、土屋太鳳とSnowManの佐久間大介が共演したサスペンス・スリラー『マッチング』(公開中)だ。 ウェディングプランナーとして働く恋愛音痴な輪花(土屋太鳳)は、同僚の後押しでマッチングアプリに登録。勇気を出して一歩踏みだしデートに臨むのだが、そこに現れたのはプロフィールとは別人のように暗い男、吐夢(佐久間大介)だった。執拗にメッセージを繰り返し送ってくる吐夢に恐怖を感じた輪花。そのころ“アプリ婚”をした夫婦が惨殺される事件が相次いで発生し、その被害者たちが輪花の務める結婚式場で式を挙げていたことが判明する。 初日から3日間の成績は動員20万3000人、興収2億9550万円。本作と同じ内田英治監督が原作(原案)・脚本・監督の三役を兼任し、つい先日公開された『サイレントラブ』(公開中)と比較すると、動員では130%、興収では140%という好成績を記録。また、身近なものから波及する恐怖を描いたスリラー映画という点で共通する『スマホを落としただけなのに』(18)のオープニング(動員22万人・興収3億円)と比較しても遜色のない初動成績となっており、今後口コミで成績を伸ばしていくことにも期待がもてる。 また5位には、「スパイダーマン」シリーズのソニー・ピクチャーズが手掛けるマーベル作品「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)」の最新作となる『マダム・ウェブ』(公開中)がランクイン。そして今年1月まで放送されていた「ウルトラマンブレーザー」の劇場版『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』(公開中)は9位スタートとなった。 以下は、1~10位までのランキング(2月23日〜2月25日) 1位『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』 2位『マッチング』 3位『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』 4位『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』 5位『マダム・ウェブ』 6位『ゴールデンカムイ』 7位『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』 8位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 9位『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』 10位『身代わり忠臣蔵』 今週末は「映画ドラえもん」シリーズの第43作で、音楽をテーマにした『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(3月1日公開)、2021年本屋大賞受賞作を『八日目の蝉』(10)の成島出監督が映画化した『52ヘルツのクジラたち』(3月1日公開)、「キングスマン」シリーズのマシュー・ヴォーン監督の最新作『ARGYLLE/アーガイル』(3月1日公開)などが公開を控えている。 文/久保田 和馬


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