映画ランキング - 全米映画
(2025/1/31~2025/2/2)
2025年2月3日
発表(毎週火曜更新)
2025年1月31日~2025年2月2日にアメリカで上映された映画の興行収入ランキングはこちら。『Dog Man』『Companion』『ライオン・キング:ムファサ』などがランクイン!(Box Office Essentials調べ)
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NEW
Dog Man
公開未定-0週末興収$36,000,000
累積興収$36,000,000
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NEW
Companion
公開未定-0週末興収$9,500,000
累積興収$9,500,000
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2
週末興収$6,113,000
累積興収$229,510,210
2019年に実写化した同名映画のはじまりの物語。シンバを守ったムファサ王と、ムファサの命を奪ったスカーの若き日を描く。『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスが監督を務める。ムファサを『オールド』のアー···もっと見る
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3
One of Them Days
公開未定-0週末興収$6,000,000
累積興収$34,450,000
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4
週末興収$3,225,000
累積興収$230,549,000
セガが生んだ人気キャラクター、ソニックを主人公にした「ソニック・ザ・ムービー」シリーズ第3弾。前作から引き続き、ジェフ・ファウラーが監督を務め、主人公のソニックの声をベン・シュワルツが、宿敵のドクター···もっと見る
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8
週末興収$2,164,000
累積興収$66,691,601
伝説のミュージシャン、ボブ・ディランの若き日を描く伝記ドラマ。『DUNE/デューン 砂の惑星』のティモシー・シャラメがディランを演じるほか、『ファイトクラブ』のエドワード・ノートン、「マレフィセント」···もっと見る
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9
Den of Thieves 2: Pantera
公開未定-0週末興収$1,600,000
累積興収$34,484,869
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先週末(1月31日から2月2日まで)の北米興収ランキングは、デイブ・ピルキーの人気児童文学シリーズ「スーパーヒーロー・パンツマン」のスピンオフ作品を、ドリームワークス・アニメーションが映画化した『Dog Man』が初登場でNo. 1を獲得。まずは同作の成績からチェックしていこう。
初日から3日間で興収3600万ドルという成績は、1月封切り作としては歴代8位のオープニング。しかもアニメーション映画に限定すると、同じドリームワークスの『カンフー・パンダ3』(16)の4128万ドルに次いで歴代2位。また、ドリームワークスの前作で、スマッシュヒットの末にアカデミー賞候補にまでこぎつけた『野生の島のロズ』(日本公開中)のオープニング興収をも上回ることに成功した。
爆発に巻き込まれた警官と相棒の犬が、お互いの残ったパーツをつなぎ合わせて頭が犬で体が人間のドッグマンになって活躍する本作。メガホンをとったのは「スーパーヒーロー・パンツマン」のアニメシリーズで製作総指揮を務め、興行的に大失敗に終わった『カントリー・ベアーズ』(02)以来23年ぶりに長編映画を手掛けるピーター・ヘイスティングス監督。今回は批評家からも観客からも好意的な評価が目立っており、奇抜な設定とはいえファミリー向け作品として、この閑散期を盛り上げる一本となりそうだ。
第97回アカデミー賞の候補作から今回ピックアップしたいのは2作品。まずは公開6週目で、前週に続いて8位にランクインした『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2月28日日本公開)。この週末の時点で北米累計興収6683万ドルに到達し、『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)を抜いて歴代サーチライト作品で第6位のヒット作となり、現在第5位の『サイドウェイ』(04)も射程圏内に収めている。
作品賞や監督賞をはじめ8部門にノミネートされる大健闘を見せた同作。ティモシー・シャラメが主演男優賞で逆転することへの期待が日に日に増しているのだが、それに加え、ここに来て作品賞や監督賞でのライバルとなる『ブルータリスト』(2月14日日本公開)や『エミリア・ペレス』(3月28日日本公開)がいろいろあって失速気味。現地メディアでは大混戦を断つ立役者との呼び声が急速に高まっているが果たして。
そして、パレスチナ人青年とイスラエル人青年の友情を描き、長編ドキュメンタリー賞にノミネートされている『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』(2月21日日本公開)は、北米での配給会社が一向に決まらないまま、製作者による自主上映というかたちでの公開に踏み切ることに。ニューヨークの1館のみで、3日間の興収は2万6100ドル。2月7日からはロサンゼルスなどの10都市でも上映が開始されており、次週はもっと順位を上げてくるはずだ。
文/久保田 和馬
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