上映中の映画 476作品

インディペンデント映画の鬼才、ジム・ジャームッシュが放つ“コーヒーとタバコ”にまつわる短編集。人気スターからミュージシャンまで、多彩な顔ぶれも魅力。

ソフィア・ローレン＆マルチェロ・マストロヤンニ主演の不朽のメロドラマ。戦争によって引き裂かれた夫婦の悲恋物語を、ヘンリー・マンシーニによる情感豊かな音楽が哀感たっぷりに盛り上げ涙を誘う。

ニコラス・スパークスのベストセラー小説を映画化した正統派の青春ラブ・ロマンス。身分違いの若い男女の愛の軌跡が、ある老人の回想を通して詩情豊かにつづられる。

川崎市に暮らす在日韓国・朝鮮人のはんめ(おばあちゃん)たちの日常を追った記録映画。波乱の人生を生き抜いた彼女たちの“今”を謳歌する姿を温かく見つめる。

嶽本野ばらの同名小説を深田恭子主演で映画化。茨城県ののどかな田園風景をバックに、ロリータ少女とヤンキー少女との奇妙な友情をコミカルに描く痛快な青春映画。

21世紀の今を刹那的に浮遊する女の子の日常を見すえた青春映画。巨匠ホウ・シャオシェンが台湾と北海道の夕張でロケを行い、若い世代の揺れる胸の内に迫った意欲作だ。

マンガ家・魚喃キリコの同名コミックを市川実日子主演で映画化。10代の不安な気持ちを知りながらも、やがては自立してもらいたいという厳しさと優しさが込められた作品。

人気若手俳優オダギリジョーと浅野忠信が黒沢清監督作に初出演。若者２人と中年男の世代間の葛藤や心の触れ合いを通して、それぞれの“未来”を探求した異色青春ドラマだ。

自然豊かな昭和10年代の丹波篠山を舞台に、少年の成長を描く感動作。わんぱくざかりの少年と、彼をとりまく仲間たちや家族との絆を、ノスタルジックに描き出す。

　フィンランドの鬼才A・カウリスマキ監督が86年に発表した人間ドラマ。人生の敗者というべき男女の不器用な恋の行方を、透明感ある映像でエモーショナルに語り明かす。

ユニークな作風で注目を集めるアート作家・今村花子の実像に迫るドキュメンタリー。知的障害者である彼女とそれを支える家族の姿を、温かな眼差しで映し出す好編だ。

「メメント」のクリストファー・ノーラン監督が98年に撮った長編第１作。背徳的なスリルに魅せられた若者の悲劇を、複雑怪奇に時制が入りくむモノクロ映像で描く異色犯罪映画だ。

「ハリー・ポッター～」の日本語吹替版。世界中を魅了した大ベストセラー小説を映画化。魔法使いの少年の成長を、壮大なスケールで描いた冒険ファンタジーだ。

米国でティーンの支持を得たダニエル・クロウズのコミックを映画化。多彩なファッション＆音楽をちりばめ、親友同士の少女２人の友情と葛藤がおかしくも切なくつづられる。

「阿賀に生きる」のドキュメンタリー作家、佐藤真監督の最新作。わずか36歳で早世した、写真家・牛腸茂雄の人生と作品世界を追う。

　アジアを代表する名匠エドワード・ヤンの５年ぶりの新作。現代の台北のマンションに暮らす５人家族それぞれの人生の変化が、優しさと緊迫感が同居した端正な映像でつづられる。

北海道の雪深い町の駅舎を舞台に、鉄道員として生きたひとりの男の姿を綴ったドラマ。監督は「現代任侠伝」の降旗康男。浅田次郎による第二十七回直木賞受賞の同名小説を、「植村直巳物語」の岩間芳樹と降旗監督が共···もっと見る

知的障害を抱える7人の個性豊かなアーティストたちの世界を捉えたドキュメンタリー。監督は「阿賀に生きる」の佐藤真。撮影監督に長年障害者アートの現場に携わってきた絵本作家の田島征三、撮影に「出張」の大津幸···もっと見る

中国近代史の渦中で波乱の人生を送った三姉妹の姿を描いた大河ドラマ。監督は「誰かが私を愛してる」のメイベル・チャン。脚本はチャンのパートナーで「誰かが私を愛してる」「七小福」（監督も）のアレックス・ロー···もっと見る

ピアノの天才少年と呼ばれ、一度は精神を病みながら、ハンディキャップを越えて復帰した実在のピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴッドの半生を基に描く感動の音楽ドラマ。監督はテレビのドキュメンタリー出身のスコ···もっと見る