ストレンジ・デイズ 1999年12月31日:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ストレンジ・デイズ 1999年12月31日
ストレンジ・デイズ 1999年12月31日
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ストレンジ・デイズ 1999年12月31日

1996年1月20日公開、145分、アクション/SF
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新世紀前夜の混沌と狂騒に満ちたロサンゼルスを舞台に、他人の五感を記録・再現するディスクを扱う闇商人が殺人事件に巻き込まれるSFハードボイルド。1万5千人のエキストラを動員した、ラストのカウントダウンのモブシーンが圧巻。原案・脚本・製作は「トゥルーライズ」のジェームズ・キャメロンで、監督には彼の公私に渡るパートナーである「ハートブルー」のキャスリン・ビグローがあたり、パワフルな演出を見せている。共同脚本はジェイ・コックス、共同製作はビグローの出世作「ニア・ダーク 月夜の出来事」も手掛けたスティーヴン=チャールズ・ジャフィ、撮影は「愛と死の間で」のマシュー・F・レオネッティ。音楽は「ストリートファイター」のグレアム・レヴェルがスコアを書き、伝統のエスニック・ミュージックを現代的に再生する2人組ユニット〈ディープ・フォレスト〉が追加作曲を担当。美術は「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」のリリー・キルヴァート、SFXは、「トゥルーライズ」などに参加したキャメロン主宰のSFX工房デジタル・ドメイン社が担当。出演は「クイズ・ショウ」のレイフ・ファインズ、「ティナ」のアンジェラ・バセット、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のジュリエット・ルイスとトム・サイズモア、「デッドマン」のマイケル・ウィンコット、「エド・ウッド」のヴィンセント・ドノフリオ、「刑事ジョン・ブック 目撃者」のジョゼフ・ソマーほか。

ストーリー

1999年12月30日、L.A.。元警官のレニー(レイフ・ファインズ)は娼婦のフェイス(ジュリエット・ルイス)と恋仲になったあげく懲戒免職になった男。その彼女にも去られ、今はスクイッドと呼ばれる他人の体験を体感できるディスクの闇ソフトを売買して、何とか日々をやり過ごしている。その日の真夜中、ディスクを提供してくれるはずのアイリスが助けを求めに現れ、何者かに追われる彼女は「フェイスもヤバイのよ」と言い残して去った。一方、テレビは過激な人気黒人ラッパー、ジェリコ・ワンが射殺されたと繰り返し報じ、街には緊張が高まる。そんな時、レニーの元へ差出人不明の1枚のディスクが届けられた。それはアイリスが何者かにレイプされ殺されていく過程を記録したもので、しかも彼女にもディスクを接続し、殺す側の高揚感と殺される側の恐怖が同時に収められた倒錯的なものだった。レニーは、今は歌手としてデビューを控え、音楽業界の大物ガント(マイケル・ウィンコット)の愛人となっているフェイスを守るべく、親友でセキュリティのプロの女性ルイス(アンジェラ・バセット)、警官時代からの友人で今は探偵のマックス(トム・サイズモア)の協力を得る。12月31日。アイリスがキーとなるディスクを車に放り込んだことを思い出したレニーはメイスと共に駐車場に向かうが、ロス市警の警官2人がディスクを奪おうと襲撃してきた。激しいカーチェイスの末に逃げのびた2人は、ディスクの中に、あの警官たちがジェリコ・ワンを射殺し、目撃者であるアイリスを消そうと追ってくる様子が収められていることを知る。レニーは、例のディスクの異常な手口から、アイリス殺しは警官たちの仕業ではないと思う。レニーを密かに慕うメイスは、ディスクの中身を告発しようと彼を説得する。レニーはフェイスの身の安全を確保しようと、警察時代の上司ストリックランド(ジョゼフ・ソマー)が出席しているパーティーを訪ねる。カウントダウンの興奮に包まれた街でガントの元に向かった彼を待っていたのは、フェイスの拒絶と真犯人のマックスだった。死闘の末にマックスを倒したレニーはメイスの元へ急ぐ。メイスの奮戦で捕らえられた汚職警官たちはストリックランドに逮捕された。警官の一人、ステックラー(ヴィンセント・ドノフリオ)はなおもメイスに襲いかかろうと最後の抵抗をみせるが、間一髪のところで銃殺される。2000年の幕開けに沸く大観衆の中、レニーはメイスを抱きしめた。

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作品データ

原題
Strange Days
製作年
1995年
製作国
アメリカ
配給
日本ヘラルド映画
初公開日
1996年1月20日
上映時間
145分
製作会社
ライトストーム・エンターテインメント
ジャンル
アクションSF


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