貴女は若すぎる:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
貴女は若すぎる
貴女は若すぎる
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貴女は若すぎる

1953年9月7日公開
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「街は自衛する」のカルロ・チヴァッレロが一九五三年に製作した思春期映画で、エンノ・フライアノのオリジナル・シナリオを新人ピエロ・ムゼッタが監督した。撮影も新人イデルモ・シモネッリ。音楽は「人間魚雷」のニーノ・ロータの担当。出演者は「赤いベレー」のイギリス女優スーザン・スティーブン、イタリアの新進アンナ・マリア・フェルレーロ、「青ひげ」のジャック・セルナス、アメリカ俳優スティーヴ・バークレイ、「ミラノの奇蹟」のブルネラ・ボーヴォ、「ガラスの城」のエリザ・チェガーニなど国際色豊かなキャストである。

ストーリー

アメリカの富豪の娘ローナ・ウィットモア(S・スティーブン)は、スウィスの寄宿学校に入ることになった。この学校は富豪の娘が社交界に出る準備をする贅沢学校で、生徒の勝手気ままな生活にまず驚いたローナは一人だけ貧乏なジェニー(B・ボーヴォ)と同室することにした。乗馬練習のとき、彼女はグレグというアメリカ青年と知合い、その土曜日のパーティのとき同級のヴァレリイに誘われてグレグたちと山の料理店に出かけた。グレグが強要する接吻をローナが拒んだことから、このワイルド・パーティはめちゃめちゃになり、ローナはヴァレリイたちから仲間外れにされた。ローナはジェニー、エルジェイと登山に出かけたが、不馴れのため遭難しそうになったところを危くジャン・ジャク(J・セルナス)という青年に助けられ、山小屋で一夜を明して帰ってきた。彼女の無断外泊を皆は非難したが、やってきたローナの両親のとりなしで、彼女は富豪令嬢として好意を持たれるようになった。ローナはジャン・ジャクに好意を持っていたが、ヴァレリイがローナの恋人はグレグだと中傷し、ジャン・ジャクは遠去かって行った。貧しいジェニーは身を装うために盗みをしたのが露れて放校されることになった折も折、学校では父兄会が開かれ、席上ローナとグレグ、エルジェイとスティーヴの婚約が発表された。エルジェイの姉ビイジェイはスティーヴと結婚するつもりだったが、エルジェイがもう妊娠していることを知って二人は大喧嘩を始め、ジェニーが書置きを残して山へ向ったのを誰も知らなかった。漸く彼女のいないことに気がついて学校は大騒ぎになった。夜のアルプスに捜索隊がくり出され、洞穴の中で人事不省になったジェニーが発見された。この事件からローナは学校を去る決意をし、グレグとの婚約もとり消してジェニーと一緒に村を離れた。その馬車をジャン・ジャクがスキーで追いかけていった。

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作品データ

原題
Luxuary Girls Fanciulle di Lusso
製作年
1953年
製作国
イタリア
配給
松竹洋画部=S・I・F
初公開日
1953年9月7日
製作会社
C・チヴァッレロ・プロ=UA


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