薫る河風:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
薫る河風
薫る河風
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薫る河風

1929年公開
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「虹晴」「炭鉱」と同じくレヂノールド・バーカー氏の監督作品で、「雀」「アリバイ」のガードナー・サヴァリン氏指揮のもとに「野生愛」のカール・ブラウン氏とレオナード・フィールヅ氏がストオリーを組立て、「ブロードウェイ(1929)」のエドワード・T・ロウ・ジュニア氏が脚色したもの。主役を演ずるのは「ショウボート」「ダニューブの漣」のジョーゼフ・シルドクラウト氏と「ブルドッグ・ドラモンド」のジョウン・ベネット嬢で、「ショウ・ボート(1929)」「ブロードウェイ(1929)」のオーティス・ハーラン氏、アレック・ビー・フランシス氏、カーメリタ・ジェラティ嬢が出演している。キャメラは「うわさ」「ショウボート」のギルバート・ウォーレントン氏が担任。

ストーリー

ジャック・アシュランドはミシシッピー河を上下する河船を巣としてイカサマ賭博を業とする男でタイニー、スーゼットの二人の相棒と良い鴨を探していた。ジャックはある日船中で美しいルシーという乙女と相知ったが彼は常になく真剣な心持ちを感じた。そしてブラックバーンという人間が彼女の父であるということを知らずにポーカー・ゲームで彼の所持金を残らず巻き上げてしまった。月美しい夜であった。が二人の仲を嫉妬する相棒のスーゼットは飛び出してジャッックの素性を一切喋ってしまった。紳士とのみ信じていたジャックが職業的な賭博師だと知ったルシーは幻滅を感じ自室に帰れば父はまさに自殺せんところであった。父は友人から委託された金までも取られてしまったのである。ルシーはジャックを訪ねて返金を迫ったが応じない。カルタで取られた金はカルタで取り戻せと言ってルシーに挑戦した。そしてジャックは一切の金を、ルシーは彼女自身を賭けて闘ったが勝負半ばにジャックは持ち札を投げ出して自分の負けだと言ったまま部屋を去って言った。ルシーがジャックの持ち札を何気なくあけてみればまさに彼の勝ちだったのである。ルシーはジャックの本心を知ることが出来た。そして次の港を船が出る時上陸したジャックのもとへルシーから心をこめた贈り物が届いた。それは将来夫たるべき人に贈る大切なロケットであった。

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作品データ

原題
The Mississippi Gambler
製作年
1929年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル
初公開日
1929年
製作会社
ユニヴァーサル映画


[c]キネマ旬報社