泣け、日本国民 最後の戦闘機:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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泣け、日本国民 最後の戦闘機
泣け、日本国民 最後の戦闘機

泣け、日本国民 最後の戦闘機

1956年10月17日公開,90分
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戦争中、世界を震駭させた特攻隊の悲劇を、スリルとスピードをもってドラマティックに描く戦記物シリーズ第一弾。谷本敏雄の原作を新人川瀬治と「幼きものは訴える」の佐治乾、「江戸一寸の虫」の大塚道夫が共同脚色、「地獄の札束」に次いで野口博志が監督、同じく永塚一栄が撮影を担当する。主な出演者は「青い怒濤」の葉山良二、「赤信号」の芦川いづみ、「ニコヨン物語」の大坂志郎、「地下から来た男」の牧真介、「わが町」の高友子。その他、植村謙二郎、渡辺美佐子、広岡三栄子、雨宮節子など。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

終戦近い小高特攻基地。情報係白井中尉始め殆んどの士官は、予備学生出身の若い将校である。だが着任早々の基地司令関根少佐は下士官上りで、南方作戦の失敗を取戻そうと必死。副官の遠藤中尉は、大学時代からの親友白井が、出撃に加われぬと焦立つのを心配していた。ある日、鹿屋の艦攻司令部から補充の戦闘機が来る。司令部から来た参謀双葉中佐に、関根は「御期待に添います」と思いつめた表情で言う。やがて菊水十号作戦、第三次特攻隊員の氏名が発表。白井が可愛がっていた清水二飛曹も出撃する。白井が飛行場の一隅で恋人則子を想う中士官達のよく行く緑水亭の芸者あき子が背後に立つ。彼女は反戦的ではあるが真面目な彼に心惹かれていた。その時、グラマン機の来襲。戦死した三木中尉に代って白井が出撃を志願、関根司令は喜ぶが遠藤は驚いた。出撃の日。白井は前日、東京から逢いに来た則子に何も言わなかった。同乗の清水二飛曹も秘かに慕う従妹宏子に別れを告げ、特攻隊員は基地を飛び立つ。絶好の飛行日和。敵機動部隊に突入する各機。だが白井機は油槽の故障で海上に着水、清水二飛曹は溺死する。一週間後、すでに二階級特進で軍神となった白井の生還に司令部は驚き、軍の名誉のため第四次特攻隊参加を命じる。だが白井は片翼を失いながら再度帰還。彼は出撃を知った則子が入水自殺したと聞き驚く。双葉参謀は軍のため白井銃殺を伝達するがさすがに関根は困惑し、次の出撃参加を主張。一夜、白井は緑水亭で泥酔、あき子は一緒に逃亡をすすめるが彼の心は憤りに燃えるばかり。そこに現われた関根司令の出撃命令も白井は聞かない。逆上して拳銃を取出す関根を、あき子は白井の短剣で思わず刺してしまった。翌日、瀕死の関根を司令室に残し、白井は放心した様に戦闘機で白雲の彼方に消えて行った。

作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
配給
日活
上映時間
90分
製作会社
日活

[c]キネマ旬報社

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