中本奈奈
芳山和子
ひとりの少女と、未来からやってきた青年との淡い恋を描いた青春ファンタジー。かつて大林宣彦監督、原田知世主演で映画化された筒井康隆原作のジュブナイル小説を、大林版の製作者でもあった角川春樹が、「REX 恐竜物語」以来4年ぶりの映画界復帰第1作として自らの製作・監督によりリメイクした。脚本は「日本一短い「母」への手紙」の伊藤亮二と「あした」の桂千穂、角川の共同。撮影を「義務と演技」の仙元誠三が担当している。主演はともに新人の中本奈奈と中村俊介。
昭和40年、女子高生の和子のクラスに、イギリス帰りの転校生・一夫が編入してきた。不思議な雰囲気を持つ一夫に、和子は何か気になるものを感じる。ある日、理科室の整理の手伝いをしていた和子は、実験室の床の上に割れた試験管と白い液体を発見した。しかし、そのラベンダーに似た匂いを嗅いだ途端、彼女は意識を失って倒れてしまう。それ以来、和子は同じ日を二度繰り返すという不思議な出来事を体験した。怖くなった彼女は一夫に助けを求めるが、実は彼は未来の世界からやってきた人間だったのである。しかも、和子が嗅いだ薬品は、彼がタイムリープとテレポーテーションをするために開発した薬だったこともわかった。全てを知った和子は、自分が一夫に恋していることを自覚する。しかし、一夫は未来の世界から無許可でタイムリープしてきたために、時間警察から追われている身だった。和子はなんとか一夫を逃がそうとするが、ついに彼は時間警察に逮捕される。和子の一夫に関する記憶も、時間警察の手によって消されてしまった。それから15年後、三寺まいりの晩に、15年前に出会ったはずの誰かを待ち続けていた和子は、一夫に再会する。
芳山和子
深町一夫
芳山有紀子
芳山ミチエ
芳山治男
神谷真理子
遠藤梢
浅倉吾郎
福島先生
大原先生
星先生
骨董屋主人
監督、脚本、製作
脚本
脚本
原作
ナレーション
撮影
音楽
音楽
美術
美術
編集
衣装デザイン
衣装デザイン
照明
録音
音響効果
音響効果
ヴィジュアライザー
撮影効果
助監督
プロデューサー
プロデューサー
音楽プロデューサー
主題歌
スチール
スチール
スクリプター
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