新版結婚読本:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
新版結婚読本
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新版結婚読本

1931年公開
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シドニー・ハワード作の戯曲をエドウィン・H・ノッフが改作し台詞をつけ、「サブマリン」のウィニフレッド・ダンが脚色したものに基づいて「女は嘘つき」「チウインガム行進曲」のホバート・ヘンリーが監督した作品である。舞台から来たジュネヴィエーヴ・トバンと「接吻」「ホリウッド・レビュー」のコンラッド・ネーゲルが主演し、モンロー・オーズリー、ベルサ・マン、イルカ・チェイス、ジョージ・アーヴィング、ザス・ピッツ嬢、スリム・サマーヴィル、リチャード・タッカー等が助演。「ブロードウェイ(1929)」「キング・オブ・ジャズ」のハル・モーアが撮影を担任している。

ストーリー

愛し合って結婚しおたファリヤー夫婦の家庭に5年の月日がたった。いまでは2人の子供までも設けられていたが良人スティヴンの愛は変わらなかった。ところが妻のホープはあるいかがわしき精神学者の話を聞いてから、自分が良人よりも優れた人間だと思い込み、生来の虚栄心も手伝って良人と事々に争うようになった。そして無断で家を飛び出したり、ラッシュという男と遊び歩いたり、目にあまる行為が日ごとに多くなって行った。これに耐えきれなくなった結果良人の気持ちも自然と荒さむようになり、酒に親しみはじめ、遂に一夜泥酔のあげく、収監されるに至った。さすがに妻のほープも驚いて知り合いの弁護士に頼み保証金をつんで良人の放免を計ったが、その根本の原因が自分にあることを悟らぬ彼女はこのとき既に離婚を志しレノに向かう腹をきめていた。彼女がその心組でいる時、釈放された良人が帰って来た。スティヴァンが見ると妻の態度は依然として改まっていない。そこで医師の忠言もあり、自分にも同じような意見があったので心を決めた彼は妻をその場に打ちすえた。この思い切ったスティーヴの行為は以外に功を奏した。ホープは良人に打たれ一時気を失ったが気がつくと同時に良人に対する自分の愛情がどれほど深いかということも知った。そして今までの自分の非を詫び、再び善良なる妻として仕えることを良人に誓った。

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作品データ

原題
Free Love
製作年
1931年
製作国
アメリカ
配給
大日本ユニヴァーサル社
初公開日
1931年
製作会社
ユニヴァーサル映画


[c]キネマ旬報社