旅立ちの島唄 十五の春|MOVIE WALKER PRESS
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旅立ちの島唄 十五の春

2013年5月18日公開,114分
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『グッモーエビアン!』の娘役などで注目される若手女優・三吉彩花の映画初主演作となる青春ストーリー。沖縄から東に360キロ離れた南大東島を舞台に、高校進学のために島を出なければならない少女の成長を描く。三吉は劇中で三線や島唄にも挑戦している。また、父親役の小林薫、母親役の大竹しのぶといったベテランが脇を固める。

予告編・関連動画

旅立ちの島唄 十五の春

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

南大東島に暮らす優奈は民謡グループのリーダーを務める中学生。彼女の現在の悩みは目前に控えた高校進学。というのも、島には高校がなく、島を出なければならないのだ。姉が島を出た時に母親も島を離れており、一緒に暮らしている父親をひとり残して行く事にも不安が。さまざまな悩みを抱えつつも、旅立ちの時は迫ってくる。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2012年
製作国
日本
配給
ビターズ・エンド
上映時間
114分

[c]2012「旅立ちの島唄 十五の春」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    さっちょ

    4.0
    2013/5/9

    沖縄南大東島には高校がない。中学卒業後、高校は生まれ育った島を離れ沖縄本島に行かなければならない。沖縄の美しくも豪雨などもある自然を背景に、親の夫婦関係や好きな人との関係や姉夫婦の関係などいろんな素材をちりばめながら、島の人の行事に一丸となる姿や伝統芸能もふんだんに取り入れて、中学卒業を迎える少女の姿や心の内を丁寧に描いている。
    島を離れるにあたって、ステージに立って三線を弾きながら島唄を歌い旅立つ決意をし、島のみんなが祝ってくれる。そんな様子に島に暮らしている人々のぬくもりを感じた。こんな風に自立への決意の設定箇所があると、勇気づけられるし、改めて家族や島の仲間への感謝の気持ちが甦る、素晴らしい文化だと思った。
    三吉彩花さんの歌声や三線は見事。三線はずっと練習して自ら弾いた音とのこと。その特訓の成果が表れている。三吉彩花さんって成海璃子さんに似ているって思った。純粋で可愛い表情なのに身長が高いのに驚いた。
    小林薫さんの寡黙で穏やかで優しい父親姿がとっても素敵だった。存在感があった。特に「子供は親を選べない。」という言葉は心に響いた。
    南大東島での船の乗り降りは、かごをクレーンで吊り上げて行っていたのにはびっくりした。南大東島は波が高く船が接岸できない為にクレーン利用するとのこと。伝統行事だけでなく、こういう箇所にも島特有の地域性を感じられた。
    仕事もあって不自由なく生活できるのはやはり都会。高校卒業後に沖縄本島から南大東島に戻ってくる人は何人いるだろう?深刻な過疎の問題も考えさせられた。
    思春期の大切な時期に家族バラバラ。かなり辛い。でも、一生に一度の人生、誰もが縛られることなく自分の幸せな道を選ぶ権利はある。実話から生まれたオリジナルストーリーらしく、リアルな現実社会を突きつけている。

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