清須会議|MOVIE WALKER PRESS
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清須会議

2013年11月9日公開,138分
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三谷幸喜が17年ぶりに手がけた小説を自らメガホンを握り、映画化。織田信長亡き後、その家臣たちが集まり、後継者問題や領地の配分を決めた、清須会議。日本史上、初めて合議によって歴史が動いたとされる、同会議に参加した人々、それぞれの思惑など、入り乱れる複雑な心情が明らかになる。三谷にとっては本作が初の時代劇。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

本能寺の変で織田信長が亡くなり、筆頭家老の柴田勝家と羽柴秀吉が後見に名乗りを上げる。2人はそれぞれ信長の後継者として、三男の信孝と次男の信雄を推し、勝家は信長の妹・お市を、秀吉は信長の弟・三十郎信包を味方につける。そしていよいよ、後継者を決めるための清須会議が開かれる事になり、両派の複雑な思惑が入り乱れる。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
日本
配給
東宝
上映時間
138分

[c]2013 フジテレビ 東宝 [c]キネマ旬報社

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映画レビュー

3.4
  • お水汲み当番

    5
    2020/7/19

    乗りかかった出世道。ここで後退はありえないと考え、生きるか死ぬかの瀬戸際戦略を構築する羽柴秀吉を、大泉洋が熱演しています。

    一方、自分は家老筆頭であり、血筋もあり、お市の方という強力な後ろ楯もある……という自負のみで、ほぼ無戦略で会議に臨んだ柴田勝家(役所広司)の演技ですが、これはかなりマンガ染みていて、監督がもしこの演技を求めたのなら、ちょっと違うかなと思いました。
    ただまあ、役所広司なんてこんなもんだと割り切って匙を投げてしまったのかも知れませんが。

    さて、柴田の参謀役となった丹羽長秀です。
    彼は明智光秀の謀叛の際に、明智討伐にいちばん近い位置にいたにもかかわらず、自分の兵力を計算して、立ち上がろうとしなかった計算高い男なのですが、これを小日向文世が小狡くも熱演しています。

    柴田と丹羽の両名から一文字ずつ拝借して作られた苗字が羽柴であるわけで、秀吉が若輩の成り上がり者であることは誰もが認めています。
    しかも先輩二名を差し置いて自分こそが出なければならないと決意した時、男の会議の根回し術を、心行くまで堪能することができました。

    軍師・黒田官兵衛も出てきます。
    これは秀吉の気持ちをナレーションで表現するのではなく、会話によって表現するための映画監督の猿回しの役回りですが、これもなかなか上手く表現できていました。

    そういうわけで、主要人物の誰に自分を置き換えても楽しめる、また、じっくりと堪能させられる映画でした。

    余談ですが、秀吉が勝家の懐に飛び込むエピソードは本来は石田三成が徳川家康の懐に飛び込んだという史実を借用しているのでしょう。
    とはいえ、この話はしょせんフィクションなのだから、許せる範囲かな。

    ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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  • あちゃぺ

    2
    2014/6/22

    出演者、笑いの仕掛け…まさに三谷幸喜らしい映画でした。悪く言えば、パターン化され、新鮮さに欠ける。
    織田信長亡き後、織田家の家督を決める「清州会議」。
    羽柴藤吉郎か…、柴田勝家か…。会議本番まで、水面下での攻防が展開される。
    「長」を選出する選挙活動のような感がありました。
    「私じゃないと、この国の戦国時代は、まだ100年続く!」と羽柴藤吉郎が、友人である前田利家に言うセリフが印象的でした。「長」になる覚悟の必要性を感じました。

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  • 矢口渡

    3
    2014/3/22

    それぞれの役者さんが、歴史上の人物のイメージをデフォルメして上手に演技。演出力もあるのか、派手なシーンがなくても、見せられる舞台劇。
    でも、喜劇には思えない。歴史に忠実すぎるから?大河ドラマの新撰組で、文句言われたのがトラウマ?歴史ドラマとして見た方がいいし、秀吉映画かも。大泉洋は、儲け役。
    個人的には、俳優さんで一番いいのは、中谷美紀。和むなあ。妻夫木、でんでんも好き。それぞれいいのですが、お姫様役のメイクは違和感がありました。事実に忠実なんでしょうが…。

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