懐しのスワニー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
懐しのスワニー
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懐しのスワニー

1951年6月12日公開、伝記
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「地獄への道」のダリル・ザナックが総指揮をとった1939年度フォスター色彩伝記映画。ジョン・テイター・フート(「快傑ゾロ(1940)」)とフィリップ・ダン(「幸福の森」)の協同脚本を、「腰抜けと原爆娘」のシドニー・ランフィールドが監督した。撮影は「駅馬車(1939)」のバート・グレノン、音楽は「地獄への道」のルイス・シルヴァースが担当。「世紀の楽団」のドン・アメチがフォスターに扮し、他に、「彼等に音楽を」のアンドリア・リーズ、「アメリカ交響楽」の故アル・ジョルソン、フェリックス・ブレッサート、チャールズ・ハルトンらが共演。

ストーリー

ペンシルベニア州ピッツバーグ。無名の作曲家スティーブン・フォスター(ドン・アメチ)は、好きな作曲に没頭すると恋人ジェーン(アンドリア・リーズ)とのデートさえ忘れがちな青年だった。ルイスヴィルのジェーンの家に行ったフォスターは、彼女の父が二人の結婚に反対していることを知ったが、彼は断じて作曲以外の仕事に担わろうとはしなかった。彼は町でクリスティ(アル・ジョルソン)というミンストレルに逢い、自作「おおスザンナ」を15ドルで売った。この曲は大当りし、のちクリスティはフォスターの真価を認めて、彼の名曲はこの楽団によって次々と世に出た。ニューヨークに出たフォスターはやっとジェーンを妻に迎えることが出来たが、しかしこの頃手を着け始めた純音楽は惨憺たる悪評で、彼は次第に酒に馴染むようになった。再び民謡に帰った彼は、ジェーンとの間に出来たマリオンにとってもよい父であったが、南北戦争にあおられた民衆は彼の南部調の歌を敬遠、彼は再び酒に溺れ、ついにジェーンは娘を連れて去って行った。酒と失意で芸術から縁を絶って行った彼の許にある日ジェーンが訪れ、彼女の激励で彼は三度立上がった。しかし新曲発表の日、彼は持病の発作を起こして倒れ、新曲スワニー河が舞台で絶賛をあびているのも聞かず、ひとり死へ旅立って行ったのであった。

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作品データ

原題
Swanee River
製作年
1939年
製作国
アメリカ
配給
セントラル
初公開日
1951年6月12日
製作会社
二十世紀フォックス映画
ジャンル
伝記


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