マリナ・フォイス
Nora
ヒッチコック狂による完全犯罪として世間を騒がせた未解決事件を基にしたサスペンス。スザンヌが忽然と姿を消し、夫である大学教授のジャックが彼女を殺した容疑で裁判にかけられる。彼の無実を確信するノラは敏腕弁護士に弁護を依頼、自らも調査に乗り出す。長編初監督のアントワーヌ・ランボーが、「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」のマリーナ・フォイスや「息子のまなざし」のオリヴィエ・グルメら実力派俳優陣と組み、裁判と事件の調査を並行して描く。
※結末の記載を含むものもあります。
2000年2月、スザンヌ・ヴィギエが3人の子供たちを残して失踪。数々の証言や疑惑から、殺害の容疑で夫である大学教授のジャック(ローラン・リュカ)が裁判にかけられる。シングルマザーのノラ(マリーナ・フォイス)は彼の無実を確信し、敏腕弁護士デュポン=モレッティ(オリヴィエ・グルメ)に弁護を懇願。自らアシスタントを務め、調査に乗り出す。やがて新たな真実と疑惑が浮かび上がり……。
Nora
Maitre Dupond-Moretti
Jacques Viguier
Maitre Szpiner
President Richiardi
Maitre de Caunes
Avocat general
Maitre Debuisson
Olivier Durandet
Clemence Viguier
Bruno
Felix
Commissaire Saby
Jean Viguier
Severine
監督、脚本、潤色・台詞、原案
潤色・台詞
原案
製作
音楽
撮影
美術
衣裳デザイン
音響
録音
編集
助監督
キャスティング
記録
プロダクションマネージャー
[c]Delante Productions - Photo Seeverine BRIGEOT [c]キネマ旬報社
一審で有罪判決が出てから10年も経って控訴され再び動き出した裁判。
厖大な通話記録から、最初の裁判がいかに杜撰だったかが明らかになって…。
確たる証拠がない中での裁判がいかに危ういものかっていうのが淡々と描かれた作品だった。華やかさはないけれど、だからこそ実際はきっとこうなんだろうなと感じた。