監督、撮影、編集
フランスのセーヌ川に浮かぶデイケアセンターの船「アダマン号」の患者や看護師、職員の日常を映しだしたドキュメンタリー。『ぼくの好きな先生』のニコラ・フィリベールがメガホンをとり、『人生、ただいま修行中』の配給会社ロングライドと共同製作を行った。第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門にて金熊賞を受賞した。
ストーリー
セーヌ川に浮かぶ木造建築の船「アダマン号」は、精神疾患を抱える人々を支えるユニークなデイケアセンターである。アダマン号を運営しているのは、精神科医療が持つ問題に抗おうと戦うチーム。彼らは文化活動を通じて患者たちが再び社会とつながりを持てるようサポートを行っている。そんな生き生きとしたアダマン号で患者たちは絵画や音楽などで自らを表現することによって癒しを見いだしていく。