南太平洋:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
南太平洋
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南太平洋

1959年11月1日公開、ミュージカル
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ジェームズ・A・ミッチェナーの小説「南太平洋物語」をオスカー・ハマースタイン2世、リチャード・ロジャースとジョシュア・ローガンによりミュージカル化されて、ブロードウェイで驚異的なロング・ランをつづけた作品の映画化。今回の映画化では「エデンの東」のポール・オスボーンが脚色にあたり、「サヨナラ」のジョシュア・ローガンが監督、撮影は「無頼の群」のレオン・シャムロイ。音楽はリチャード・ロジャース。ハマースタイン作詞、ロジャース作曲の10数曲が演奏される。出演は「旅情」のロッサノ・ブラッツィ、「魅惑の巴里」のミッチー・ゲイナー、「お茶と同情」のジョン・カー、他にレイ・ウォルストン、フランス・ニューエン、ラス・モーガンら。製作バディ・アドラー。

ストーリー

太平洋戦争の真最中、南太平洋のある島に海兵隊所属のジョセフ・ケーブル中尉(ジョン・カー)がやって来る。彼には島にいるフランス出身の民間人で、農園主のエミール・デ・ベック(ロッサノ・ブラッツィ)に会う特別任務があったのだ。エミールの知人には、海軍の看護婦ネリー・フォーブッシュ(ミッチー・ゲイナー)がいた。彼は明朗な彼女が好きで、自分が故国で、自由のためにある男を殺したことを話す。島には洗濯屋兼よろず屋のビリス、土産物製造業のメリーなどがいて、島の司令官は海軍大佐ジョージ・ブラケット。近くには活火山を持つバリ・ハイ島があり、そこには将校以外の者の上陸が禁じられている。ケーブル中尉はブラケット大佐に、“鰐命令”を伝達する。その内容は、敵の輸送船団を攻撃するためある島に監視所を設け、そこに地理にくわしい者を配置するというもの。それにはエミールが適任だというのだった。大佐は、ネリーを通じて彼の素性を調査させる。エミール邸での晩餐会の晩、ネリーはエミールからの求婚を受け、エミールは喜びで大佐の命令には耳もかさなかった。バリ・ハイ島の祭の日、メリーはケーブル中尉を島に伴い、自分の娘ライアット(フランス・ニューエン)を紹介。2人はたちまち恋仲になる。一方ネリーは、エミールが過去に地元の女性と結婚したことがあり、妻は死に、2人の子供がいることを知り、衝撃を受ける。そしてエミールは軍慰問のショーのあとで、ネリーから結婚を断られる。その後エミールは軍への協力を引き受け、ケーブル中尉と共に飛行機である島に向かう。途中で密航したビリスは見つかって敵の襲撃を受けるが、落下傘で海上に降りる。救命袋に乗ったビリスは安全海域へ逃れ、敵軍攻撃をのんびりと見物する仕末だ。ケーブル中尉とエミールの活躍で“鰐命令”はみごとに成功するも、ケーブルは戦死、エミールは行方不明となる。その頃、エミールへの愛を取り戻したネリーは、子供たちの面倒を見ながらエミールの帰りを待つ決意をする。そしてついに、エミールは無事に戻ってくるのだった。

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作品データ

原題
South Pacific
製作年
1958年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス
初公開日
1959年11月1日
製作会社
20世紀フォックス映画
ジャンル
ミュージカル


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