『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』の未来を検証!“30年後の未来”、2015年にタイムスリップ
ドナルド・トランプ大統領の誕生…
未来が描かれた前半とは打って変わり、後半では、1985年から1955年へと舞台が移されていく。マーティのスポーツ年鑑を手に入れた老人ビフ(トーマス・F・ウィルソン)が、目を盗んでデロリアンでタイムスリップし、高校生のビフに年鑑を渡してしまったからだ。スポーツ賭博で財を成したビフは、ヒル・バレーを牛耳るカジノのオーナーとなり、巨大なタワーを建て、マーティの母ロレイン(リー・トンプソン)と再婚。街は荒廃し、警察も機能しない無法地帯と化してしまう。マーティはドクと共に再び1955年に飛び、本来の世界を取り戻すため、ビフから年鑑を奪おうとする。
実は、ビフは現アメリカ大統領のドナルド・トランプがモデル。変わってしまった1985年の高層ビルも、トランプが1984年に建てたトランプ・プラザホテルにかなり似ており、脚本家のボブ・ゲイルもそのことに同意している。映画では、マーティらの活躍でビフの野望は阻止されたが、現実では2016年にトランプ大統領が誕生。ビフが劇中で大統領選に出馬することはなかったが、あのまま彼が力をつけていけばより絶大な権力を手にした可能性はあるので、ある意味、未来を予言していたのかもしれない…。
文/平尾嘉浩(トライワークス)
■『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 2』
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価格:Blu-ray 1,886 円+税、DVD 1,429 円+税
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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