『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』はこの美人&イケメン俳優たちに注目! <その2:中堅&ベテラン編>

コラム

『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』はこの美人&イケメン俳優たちに注目! <その2:中堅&ベテラン編>

DVD-BOXが発売中の『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド シーズン4』のキャストたちをチェック! 前回の「若手編」に続いて、今回は「中堅&ベテラン編」。群像ドラマはやっぱり、いろんなキャラクターがいるところが魅力。大人たちにも美女とイケメンが揃っている!

キム・ディケンズ(マディソン役)

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の敏腕記者役でお馴染み!

タフな役が似合うキム・ディケンズ
タフな役が似合うキム・ディケンズ[c]2018 AMC Film Holdings LLC. All Rights Reserved.

 ニックとアリシアを育てる、強く賢いシングル・マザー、マディソンを演じるのは、米女優キム・ディケンズ、1965年6月18日米アラバマ州生まれ。本作以外にも人気作に多数出演しているので、見覚えのある人も多いはず。

まず、TVシリーズでは『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(15~17)ではテレグラフ紙のホワイトハウス担当記者のケイト・ボールドウィン役。また、大ヒットTV『LOST』のシーズン2~3(06~09)ではソーヤーの回想シーンに登場、彼がかつて一緒に組んで詐欺をしていた女性、キャシディを演じていた。映画にも多数出演していて、近年ではデヴィッド・フィンチャー監督『ゴーン・ガール』(14)で事件を調べる地元警察の女性刑事ロンダ・ボニー役が印象的。こうして出演作を振り返ると、どの役も本作のマディソン同様、強くてたくましい女性のような気が?

彼女はこの番組のファンサイトfearthewalkingdead.fandom.comで、マディソンについてこう語っている。
「マディソンは、タフでクールなバッドアス。恐れを知らない。だけど、悩みがあるし、暗くて複雑で、何かに集中しやすい性格ね。彼女は、ドラッグ中毒の息子ニックを救いたいと思ってる。母親はみなそうだけど、自分の子供の状態は自分に責任があると思ってしまうのね。娘アリシアは賢くて美しくて、問題のある家庭の中でうまくやっている。でもそうなると、今度は、娘がいつかこの家族から離れたいと思うんじゃないかと心配してしまうのよ」

ジェナ・エルフマン(ローラ/ナオミ/ジューン役)

『ダーマ&グレッグ』のダーマ役でゴールデン・グローブ賞を受賞

【写真を見る】エドワード・ノートン監督&主演作『ぼくたちのアナ・バナナ』(00)ではヒロインを演じたエルフマン
【写真を見る】エドワード・ノートン監督&主演作『ぼくたちのアナ・バナナ』(00)ではヒロインを演じたエルフマン[c]2018 AMC Film Holdings LLC. All Rights Reserved.

シーズン4から登場し、なかなか正体がわからず、いろんな名前を名乗る謎の女性/ローラ/ナオミ/ジューンを演じるのは、ジェナ・エルフマン。1969年7月19日、米ロサンゼルス生まれ。
彼女は1999年のゴールデン・グローブ賞TV部門のコメディ・ミュージカル部門主演女優賞を受賞した経歴の持ち主。その作品は、ヒッピーの両親を持つ妻ダーマと、上流階級出身でエリート検事補の夫グレッグを描くコメディ・シリーズ『ふたりは最高!ダーマ&グレッグ』(97~02)。このダーマ役では同賞に1998年と2000年にもノミネートしている。

TVの出演作は多く、グレン・クローズ主演の『ダメージ』(12)の投資銀行を内部告発するトレーダー、ナオミ・ウォーリング役、『大統領とバカ息子』のビル・プルマン演じる大統領の夫人役などでも活躍。ちなみに、夫はティム・バートン映画の音楽で知られるダニー・エルフマンの甥で俳優のボディ・エルフマン。彼は『クリミナル・マインド FBI行動分析課』シーズン11~13(15~17)のひっかき男ピーター・ルイス役などで活躍。2人は95年に結婚、12歳と10歳の息子がいる。

 ジェナは本作の役柄について「ヴァラエティ」紙のインタビューでこのように語っている。
「この役は大きな挑戦だった。身体的、感情的、心理的なダメージ面で。でもすべての面で満足がいくような結果になったと思う。このキャラクターの行動は、最初は納得が行かないかもしれないけど、それが何故なのかは後から描かれていく。彼女は過去の経験によって深く傷ついている。もしも彼女が悪人だったら、あそこまで傷つかなかったと思う。彼女の行動は、自分を守ためのものなのよ」

マギー・グレイス(アル役)

『96時間』の娘役マギーが、新たな魅力を発揮!

『96時間』ではパニックになりながら車を運転していたマギー・グレイスが、本作では装甲車を操縦
『96時間』ではパニックになりながら車を運転していたマギー・グレイスが、本作では装甲車を操縦[c]2018 AMC Film Holdings LLC. All Rights Reserved.

SWATの装甲車を運転し、人々の体験談をビデオで記録していくビデオ・ジャーナリストのアルシア、通称アルを演じるのは、マギー・グレイス。1983年9月21日、オハイオ州コロンバス生まれ。映画ファンには、リーアム・ニーソンが誘拐された娘を守る元CIA工作員を演じる『96時間』シリーズ(08~14)の娘役でおなじみ。TVシリーズファンには、TV『LOST』(04~10)の、イアン・サマーホルダー演じるブーンの義理の妹、わがまま娘のシャノン役で知られてる。が、本作ではめずらしく黒髪の短髪。これまでとは別のクールな魅力を発揮している。

他に映画『きみがくれた物語』(16)、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2』(12)などに出演。新作にはダイアン・キートンと共演したロマンチック・コメディ『Love, Weddings & Other Disasters(原題)』や、『ソウ6』(09)のケヴィン・グルタート監督のホラー『Incident On 459(原題)』などが控えている。

アルはシーズン4から登場するが、このキャラクターについて、放送局amcのインタビューでこう発言している。
「アルは女性だけど、彼女は周囲の男性キャラクターたちと対等な関係にある。それは、アルが彼女自身の行動によって手に入れた成果だと言える。彼女がチームにもたらすものは、彼女の性別とは関係がない。それがすごくクールだと思う。そして、彼女の目的は、生き延びることじゃない。後の人々のために、この世界の記録を残すことなのよ。この行動には、ある種の希望があると思う」

■『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド シーズン4』
価格:1万4,800円+税(DVD-BOX)
レンタルDVD Vol.1~8リリース中
発売・販売:KADOKAWA

『ウォーキング・デッド』公式サイト
https://twdu.jp/

海外ドラマ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』〜3分で巡る世界終末の幕開け〜

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