長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が語った決意「とにかく前へ進まないと」【『コンフィデンスマンJP』インタビュー】
「三きょうだいを演じたみなさんは、キャラ付けがしっかりされていた感じです」(東出)
――今回、遺産目当てで集まったフウ家の三きょうだいのキャラクターも強烈でした。フウ家の長女ブリジット役のビビアン・スーさん、長男クリストファー役の古川雄大さん、次男アンドリュー役の白濱亜嵐さんと共演してみていかがでしたか?
長澤「個性が強すぎる三きょうだいでした(笑)」
小日向「めちゃめちゃプライドが高い三きょうだいでしたね。長女役のビビアンさんは、(音楽ユニットの)『ブラックビスケッツ』で活動されていたころのかわいらしいイメージが強かったのですが、今回は大人のいい女という印象だったので驚きました」
長澤「ビビアンさんはかっこいい女性でした。そして世界を股に掛ける大スターです。今回、久しぶりに日本語を話すということで、すごく勉強をされたそうなんです。とても努力家な方だなと感じました。ブリジットの強い女性像は、そういうビビアンさん本来のかわいさやかっこ良さが加味され、役にリアリティが出たことで、より一層映画の世界観が広がった気がします」
東出「古川さんも英語の台詞がすごく大変だったらしいのですが、とても上手だなと思いました。僕はてっきり普段から英語をしゃべれる方なのかと思っていたら、『ずっと英語が苦手だったんです』とおっしゃっていて、すごくストイックに練習されたんだなと感心しました」
小日向「すごいね。みんなやっぱり努力家なんですね」
東出「古川さんはとてもシャイな方で、みんなとわちゃわちゃするタイプではなかったのですが、それはクリストファーという役作りの側面もあったのかなと。逆に白濱くんは、タンクトップでホテルの庭をビュンビュン自転車で走っていたりと、すごく朗らかな方でした。筋骨隆々だし常夏の島がとても似合うんです。皆さん、キャラが立っていましたね」
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