海外ドラマファンのための「連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~」のススメ【レコメンW】
レコメンド1 個性派キャストによるアンサンブル
今回レコメンドを担当する「DVD&動画配信でーた」編集部の細矢は、「海外ドラマや韓流ドラマが大好き」と豪語するだけあって、本作も「1話目からグッと引き込まれました。主演の星野源が自分では意識しないうちに犯罪をやらかしてしまうところから、その登場シーンから怪し過ぎる仲里依紗をはじめ、訳ありな住人たちを演じる俳優さんの演技はうまいし、エピソードがおもしろくて5話までイッキ見しました」と振り返る。
芸達者な俳優たちが共演しているというところで、連想されるのは海外ドラマの「ビッグ・リトル・ライズ」だ。「もはや映画並みの豪華キャストが演じるキャラクターたちが本音を露わにしていく『連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~』を見て、『ビッグ・リトル・ライズ』を思い出しました」と細矢は語る。リース・ウィザースプーン、ニコール・キッドマンという2人のオスカー女優が原作に惚れ込み、出演と製作総指揮も兼ねて映像化した作品で、海辺の高級住宅地で同じ学校に通わせるママ友たちが、ある殺人事件をきっかけにそれぞれが抱えている過去や問題が透けて見えて来るというサスペンス仕立てのドラマ。ウィザースプーン、キッドマンはもちろん、『マリッジ・ストーリー』(19)でアカデミー賞助演女優賞を受賞したローラ・ダーンに、シーズン2にはあの大御所女優メリル・ストリープも登場する。
「連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~」も非常に豪華で、そして個性あふれるキャスティングである。
「星野源は歌に芝居に才能あふれる人ですが、この作品ではどこにでもいそうなごく平凡な青年にハマッています。そんな彼が触れ合うことになる住人役の俳優陣はみな芸達者です。なかでも驚きは、俳優初挑戦のスガ シカオ。殺人罪で服役しながら冤罪を訴える役どころを好演しています。また、脛にキズ持つ住人たちを見守るオーナー役の石田ゆり子の優しい表情もほっとさせてくれて、一話一話、見応えも感じました」。