菅田将暉が語る、運命の“糸”。小松菜奈は「いい意味で不器用な人」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
菅田将暉が語る、運命の“糸”。小松菜奈は「いい意味で不器用な人」

インタビュー

菅田将暉が語る、運命の“糸”。小松菜奈は「いい意味で不器用な人」

俳優だけではなく、アーティストとしても活躍する菅田将暉が、中島みゆきの名曲をモチーフにした映画『』(公開中)で、小松菜奈と共にW主演。本作では、石崎ひゅーいと共に、映画のエンディングソングでもある「糸」を歌っている。菅田は、本作で描かれる“運命の糸”をどう受け止めているのか。単独インタビューで話を聞いた。
北海道育ちの高橋漣(菅田)と園田葵(小松)は13歳の時で出逢い、恋に落ちた。ところが、養父からの虐待に耐えかねた葵が、突然姿を消してしまう。漣は葵を見つけだし、駆け落ちをするが、警察に保護されてしまう。その8年後、2人は東京で再会するが、漣は北海道でチーズ職人として生きていくことを決意していて、葵は自分を試したいと世界を見据えていた。その後、時は流れ、平成最後の年となる2019年に、2人は再びめぐり逢う。

空港で漣に別れを告げる葵
空港で漣に別れを告げる葵[c]2020映画『糸』製作委員会

小松とは、『ディストラクション・ベイビーズ』(16)、『溺れるナイフ』(16)に続き、3度目の共演となった。「役について、なにも話し合ったりはしなかったです。小松さんはそういう準備が必要のない相手だったので。今回は2人の過去がありきで進む物語だったので、余計にそう思いました」。

しかも、前2作の撮影は、かなりハードな内容だったそうで、菅田は小松について“同志”のような関係性だと振り返る。

「『ディストラクション・ベイビーズ』で初共演した時、僕はもう20代でしたが、彼女はまだ10代でした。その時に役として彼女の首を絞めたり、顔面に唾を吐いたりする役だったんです。そういう『死ぬんじゃないか』と思うくらい過酷な撮影を共に乗り越えてきたということが、今回の役柄を演じるにあたって大きかったです」。

小松菜奈と3度目の共演を果たした菅田将暉
小松菜奈と3度目の共演を果たした菅田将暉撮影/黒羽政士
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