菅田将暉が語る、運命の“糸”。小松菜奈は「いい意味で不器用な人」

インタビュー

菅田将暉が語る、運命の“糸”。小松菜奈は「いい意味で不器用な人」

「『糸』の歌詞は、“幸せ”ではなく“仕合わせ”となっているところがいいんです」

「自分が結婚して、子どもがいるということがイメージしきれていなかった」と言う菅田将暉
「自分が結婚して、子どもがいるということがイメージしきれていなかった」と言う菅田将暉撮影/黒羽政士

本作を締めくくるのは、音楽を担当した亀田誠治がプロデュースし、菅田と石崎ひゅーいが歌う「」のカバーだ。最初は応援ソングだったが、メガホンをとった瀬々敬久監督たっての願いで、エンディングソングになったそうだ。

「僕が『糸』を語るのは忍びないんですが、歌詞で最後に、“幸せ”ではなく“仕合わせ”となっているところがいいなあと。昔から不思議に思っていたので、今回調べてみたら、“ハッピー”だけではなく、“バッド”も含めてのめぐり合わせを意味するものだったんです。確かに、両方あると思って生きていったほうが楽かなと。そういう深さも感じました」。

また、「人は出会うべき時に出会う人と出会う」という運命の糸について菅田は「いやがおうでも信じずにはいられないというか、すべてがそうだと感じます」と捉えている。
「仕事も含め、すべてが縁とタイミングでしかないと思います。僕はわりと直感的に動くほうですが、それも必然かのように思えてしまいます。ご縁がつながってここまで来ていますし、僕は本当に幸運だと思います」。

【写真を見る】撮り下ろし写真10点で、菅田将暉の素顔に迫る!
【写真を見る】撮り下ろし写真10点で、菅田将暉の素顔に迫る!撮影/黒羽政士

取材・文/山崎伸子

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