ガメラ生誕55周年のプロジェクトが始動!「平成ガメラ3部作」が最先端の技術でよみがえる
<コメント>
●金子修介(監督)
「大映ガメラ生誕55周年、我が平成ガメラ生誕25周年という節目に、こうして新たな映像として復活してもらえるガメラも、我々関係者も幸福です。皆様に感謝いたします。時代は目まぐるしく変わり、更なる新しいガメラも、いつかは眠りから覚める時が来るでしょう…いや、私が覚まさなければいけないのかなあ…ずっと同じようなことを言ってますが、いつでもOKですから」
●樋口真嗣(特技監督)
「25年前。四半世紀も前だ。思い返してもやりたい放題を自由に好きなだけぶちまけてきた。なにを根拠に、どういうつもりであんな事をやってきたのか。いまの価値基準であれば理解できないようなバイアスが世の中全体に横溢していたのではないだろうか。そっちの方が安心できる。つい最近のことと思いながらも、いまの自分にあの時と同じような狼藉が出来るだろうか。いまだったらここまでの無茶はしていないような気がする。いわゆるところの若さゆえの過ちなのではないかと思う。
正直、穴があったら入りたい。穴があったら埋めてやりたい。そんな自分を許し赦し野放しにしてくれた当時大映の土川勉プロデューサー。脚本の伊藤和典さん。何百という大勢に及ぶスタッフ、キャストの皆さん。なによりもそんな私を赦し遊ばせてくれた監督の金子修介さん…!大人げない言い方ですが、マジ感謝です。みなさんがいなければ今の私は存在しませんでした。本当に、ありがとうございました」
文/久保田 和馬
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