誰もが元気に!アン・ハサウェイ×『バック・トゥ・ザ・フューチャー』チームの『魔女がいっぱい』を観るべき3つの理由
『チャーリーとチョコレート工場』(05)の原作者として知られるロアルド・ダールの大ベストセラーを、『プラダを着た悪魔』(06)や『マイ・インターン』(15)などで日本でも絶大な人気を誇るアン・ハサウェイ主演、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのロバート・ゼメキス監督で映画化した『魔女がいっぱい』が12月4日(金)より公開される。
1960年代のお城のような豪華ホテルを舞台に、魔女たちの壮大な“秘密のたくらみ”を知ってしまった少年が、魔法でネズミに変えられてしまうことから巻き起こる騒動を予測不能な展開で描く、ユーモアと驚きと希望にあふれた本作。
本稿では、映画ファン必見の理由を3つのポイントで紹介していきたい。
世界が恋したスマイル!アン・ハサウェイが初めての悪役演技で魅了
『プリティ・プリンセス』(01)で鮮烈なデビューを飾り、『プラダを着た悪魔』で一躍人気女優の仲間入りを果たしたハサウェイ。その後もコメディやスリラーなど幅広いジャンルの作品に挑みながら演技派女優としての地位を確立し、『レ・ミゼラブル』(12)ではついにアカデミー賞助演女優賞を受賞。
いまや名実ともにハリウッドを代表するスター女優となった彼女は、「難しい役にチャレンジしていきたい」という想いを胸に、本作で初めてヴィランに挑戦。登場シーンから煌びやかなドレスに身を包み、美しく艶やかでありながらも恐ろしい、ダークな魅力が全開の大魔女グランド・ウィッチ役に、メガホンをとったゼメキス監督も大絶賛だったとか。
そんな卓越した演技力の一方で、SNSではチャーミングな一面を見せているハサウェイ。自身のInstagramで連日口が耳まで裂けた“大魔女メイク”の写真やグランド・ウィッチを彷彿とさせる真っ赤なドレスに身を包み、“ひとりプレミアイベント”写真を投稿するなど、自身のイメージを笑いに変えるハサウェイらしいユーモアたっぷりのファンサービスも。
いままで多くの作品でその愛くるしい魅力を放ってきたハサウェイ。『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』、『オーシャンズ8』などで魅せた可愛くて美しいチャーミングな魅力はそのままだが、本作ではいままでのイメージとは違った“恐ろしさ”を兼ね備えた新境地となる悪役キャラクターを楽しく演じている。その姿を見ているだけで、ワクワクしてしまうはず。本作でどんな悪役っぷりを見せているのか、ぜひとも注目してほしい。