誰もが元気に!アン・ハサウェイ×『バック・トゥ・ザ・フューチャー』チームの『魔女がいっぱい』を観るべき3つの理由
老若男女楽しめる、“王道エンタメ”が映画館に帰ってきた!
「チョコレート工場の秘密」を映画化した『チャーリーとチョコレート工場』や、「父さんギツネバンザイ」をストップモーション・アニメ化した『ファンタスティック Mr.FOX』(09)など、これまで数多くの著作が映像化されてきたロアルド・ダール作品。その魅力はなんといっても、ダークなユーモアがふんだんに散りばめられたファンタジックで引き込まれるストーリーと、子どもから大人まですべての人の心に届く“人生の本質”についてのメッセージが込められていること。
本作では両親を事故で失い、祖母のもとに引き取られた少年が、ネズミの姿にされながらも祖母や仲間たちと力を合わせて邪悪な魔女たちに立ち向かっていく姿に、誰もが胸を熱くすることだろう。
そしてアカデミー賞助演女優賞に輝くオクタヴィア・スペンサー演じる祖母の愛嬌あふれる雰囲気に笑顔になり、オシャレでポップなハリウッド映画らしい贅沢な画面や、次から次へと巻き起こるハラハラな展開に手に汗握る。ゼメキス監督が描く“希望”に溢れたメッセージには、このうえない感動を味わうはずだ。
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鬱屈とした雰囲気がつづいた2020年。映画館を出たときにはきっと、そんな暗い気持ちを吹き飛ばすほどの多幸感に包まれていることだろう。
今年のクリスマスシーズンには、子どもも大人も一緒になって映画館に足を運び、夢と希望にあふれたファンタジックな世界を堪能してみてはいかがだろうか。
文/久保田和馬
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