⽵中直⼈&⼭⽥孝之&⿑藤⼯監督作『ゾッキ』特報解禁！謎のコールが見る者を不思議な世界へ誘う？

⽵中直⼈、⼭⽥孝之、⿑藤⼯がそれぞれ監督を務め、共同制作された映画『ゾッキ』(2021年春公開)。ありふれた日常に起こる不思議な笑いに包まれたヒューマンコメディである本作より、このたび特報映像が解禁された。

ミニシアターでの上映ながら4万人動員を記録した『音楽』(19)の原作者、漫画家の大橋裕之の初期短編集「ゾッキA・B」を映画化した本作。映画は、およそ30編の短編が収録された原作から、選りすぐりのエピソードを集めて構成。吉岡里帆、鈴木福、南沙良といった若手から竹原ピストル、安藤政信、ピエール瀧、松田龍平という実力派まで幅広いキャストが名を連ねている。

解禁された特報映像では、古本市場で“寄せ集め”を意味する特殊用語「ゾッキ」まみれの不思議な世界観が垣間見られる内容に。「ゾッキ、ゾッキ」という謎のコールが流れるなか、カメラはエッチな本を発見し立ち止まる自転車の男(松田)にクローズアップ。そこから次々と國村隼や吉岡をはじめ豪華キャストが映画の舞台、愛知県蒲郡を動き回る映像が続く。「ゾッキ」コールは終始鳴り止まず、好奇心と謎ばかりが膨らんでいく…!?

また『ゾッキ』の制作から公開までの舞台裏を追ったドキュメンタリー『裏ゾッキ』も2021年春に公開されることも決定。映画作りの裏側だけでなく、ロケ地・蒲郡の市民たちが映画を盛り上げようと奮闘する様子が収められ、本編とあわせてチェックしたいところ。

特報では「what is ZOKKI？」「俗気？」「雑記？」と、映画における「ゾッキ」の意味をいろいろとめぐらされるが本作。竹中×山田×齊藤の3人の監督が表現した”ワンダーランド”に、さらなる期待が高まるばかりだ。

文/鈴木レイヤ