クリス・プラットが“空手映画”で主演&プロデューサーに!ハリウッドに空手ブームが到来か
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」や「ジュラシック・ワールド」など、大ヒットシリーズで相次いで主演を務めてきたクリス・プラットが、空手をテーマにしたコメディ映画『The Black Belt』で主演とプロデューサーを務めることがわかった。「Variety」など全米の複数メディアが報じている。
『The Black Belt』は空手の道を極めようとするシャイで控えめな少年と、彼を導く型破りな伯父を中心とした物語になるとのことで、Netflix映画『パーフェクト・デート』を手掛けたランドール・グリーンが脚本を担当。プラットは先日立ち上げたIndivisible Productionsのパートナーであるジョン・シューマッカーと共に製作を務め、スティーブ・バーネットやアラン・パウエルらも製作に名を連ねる。
プラットと空手の組み合わせと言えば、NBCの人気シットコムシリーズ「パークス・アンド・レクリエーション」で演じたキャラクター“ジョニー・カラテ”が有名で、今回の報道を受けてプラットのファンの多くがその再来を期待しているようだ。また、1980年代に一世を風靡しシリーズ化もされた『ベスト・キッド』(84)を彷彿させるストーリーだけに、大きな話題を集めることは間違いなし。
先日、2024年に行われるパリ五輪の正式種目から外されてしまった空手だが、近年は「ジョン・ウィック」シリーズなどハリウッド大作で空手をベースにしたマーシャル・アーツが取り入れられるなど、密かなブームを巻き起こしている。『ベスト・キッド』の34年後を描いたドラマシリーズ「コブラ会」のシーズン3が2021年1月からNetflixで独占配信されることが決まり、さらにシーズン4の製作も決定。
『The Black Belt』や「コブラ会」が、ハリウッドにさらなる空手ブームを巻き起こしてくれることを期待したい。
文/久保田 和馬