『ジョゼと虎と魚たち』にエールをもらう人が続々!「まっすぐな想いや夢へのエネルギーが胸に響く」
芥川賞作家、田辺聖子の名編で、2003年に妻夫木聡&池脇千鶴の共演で実写映画化もされた『ジョゼと虎と魚たち』が、新たにアニメーション映画となって登場(12月25日公開)。絵と本と想像の中で自分の世界を生きる脚が不自由なジョゼ(声:清原果耶)と、夢を追いかける大学生の恒夫(声:中川大志)が織りなす青春ストーリーが描かれる。ひと足先に試写会で本作を鑑賞し、MOVIE WALKER PRESSの『ジョゼと虎と魚たち』公開記念スペシャルサイトに寄せられた、多くの感想コメントから印象的なものをピックアップ。ジョゼや恒夫からどのような感動やエールを受け取ったのか紹介していきたい。
夢に向かって突き進むジョゼと恒夫。2人の姿が前へ進む勇気をくれる
坂道を猛スピードで転げ落ちるジョゼを、偶然通りかかった恒夫が助けたことから物語が始まる本作。海洋生物学を専攻する恒夫には、メキシコに留学してそこに生息する魚を見るという夢があり、外の世界に憧れながら自室に引きこもるジョゼにもまた、絵を描いて生きたいという気持ちがある。2人が出会い、少しずつ距離を縮めていくなかで互いに支え合い、それぞれの夢に向かって進もうとする。そんな姿に、作品を鑑賞した人たちからは以下のようなメッセージが送られている。
「ジョゼちゃんが恒夫君と過ごし、外の世界を知り、自分の夢を見つけていく姿に心惹かれ、ワクワクしました」(20代・女性)
「恒夫と同じ大学4年生です。なんとなく決めてしまった進路にモヤモヤを抱いていましたが、恒夫とジョゼの姿を見て、なにか吹っ切れたような気がします。私も夢を形にするために足掻いてみようかな」(20代・女性)
「夢に向かってまっすぐな恒夫。そんな彼を見て、ジョゼも新しい世界を見つけて独り立ちしようと一歩ずつ前に進もうとする。夢を諦めないふたりの姿に心を打たれます」(20代・女性)
「やってみたかったことに挑戦したくなったので、それができる場所を探し始めました。気持ちのあと押しをしてくれた気がします」(30代・女性)
「出会いで広がる世界、まっすぐな思いや夢へのエネルギーが胸に響きました。次の一歩を踏みだしたジョゼや恒夫たちに、たくさんの幸せが訪れますように」(20代・男性)
本作では様々な挫折や困難も描かれるが、それを一緒になって乗り越えていくジョゼと恒夫に、たくさんの言葉が集まっている。さらに、2人と同じように、夢について悩んでいる人からは、「夢を実現するため、諦めずにがんばりたい」と、作品に背中を押してもらった様子が伝わってくる。
ジョゼと恒夫を支える、家族や友人たちの姿に心がほっこり
ジョゼと恒夫だけでなく、家族や友人たちも、本作の“やさしい世界”の大事な要素。ジョゼの祖母、チヅ(声:松寺千恵美)は孫が他人とかかわるのを避けてきたが、恒夫にジョゼが少しずつ心を開くのを見て、その考えを改めていく。ほかにも、恒夫がアルバイトをしているダイビングショップの同僚、隼人(声:興津和幸)、同じく後輩で恒夫に想いを寄せる舞(声:宮本侑芽)、読書家のジョゼと意気投合する図書館司書の花菜(声:Lynn)らが登場。2人を見守り、時にぶつかりながら前に進む手助けをしてくれる。
「夢を追い続けても、立ちはだかる障害に屈してしまう人は多い。しかし、厳しくも優しい仲間たち、愛する人が、夢を諦めないようにと応援してくれる」(50代・男性)
「恒夫の心を動かすジョゼ。隼人と舞のせつないひと押し。すべての歯車が噛み合った時、内に秘めた力が輝きだしたと感じました」(20代・女性)
「夢を叶えるのは、その人自身の努力はもちろんですが、それだけではなく、家族、友人、恋人など、様々な人の支えや協力があってこそだと、映画を観て再認識しました」(20代・男性)
「心がほっこり温かくなる作品でした!夢に向けて背中を押すシーンで涙が…。舞ちゃん、とってもステキな“いい女”だったよー!」(20代・女性)
メインの2人だけでなく、周囲の登場人物についての感想コメントも続々。彼らの存在やサポートについて、「心が温まった」という人が何人もいるようだ。特に、恒夫を巡ってジョゼと対立する舞への応援メッセージが数多く見受けられた。