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長澤まさみ主演作『MOTHER マザー』が毎日映画コンクール日本映画大賞を受賞!アニメ映画賞は『魔女見習いをさがして』

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長澤まさみ主演作『MOTHER マザー』が毎日映画コンクール日本映画大賞を受賞!アニメ映画賞は『魔女見習いをさがして』

カンヌ国際映画祭より長い歴史を有し、国内でも権威ある映画賞として知られる「第75回毎日映画コンクール」(主催:毎日新聞社 スポーツニッポン新聞社)。その日本映画大賞に大森立嗣監督、長澤まさみ主演の『MOTHER マザー』が選ばれた。

【写真を見る】『アンダードッグ』は日本映画優秀賞のほか、森山未來が男優主演賞に選出された
【写真を見る】『アンダードッグ』は日本映画優秀賞のほか、森山未來が男優主演賞に選出された[c] 2020「アンダードッグ」製作委員会

2020年1月1日~12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品より選出された今回の同コンクールでは、日本映画優秀賞を『アンダードッグ』(20)が受賞。同作は男優主演賞の森山未來、撮影賞の西村博光、録音賞の藤丸和徳、瀬川徹夫とあわせて今回最多となる4冠に輝いた。

女優主演賞は『喜劇 愛妻物語』(19)の水川あさみ、男優助演賞は『罪の声』(20)の宇野祥平、女優助演賞は『朝が来る』(20)の蒔田彩珠がそれぞれ受賞。『朝が来る』は河瀬直美が監督賞を受賞しており2冠を獲得した。

またアニメーション映画賞には『魔女見習いをさがして』(20)が選出されたほか、外国映画ベストワン賞は『パラサイト 半地下の家族』(19)が選ばれた。さらに、昨年逝去した大林宣彦監督夫人で映画プロデューサーの大林恭子に特別賞が贈られることも発表されている。


なお「第75回毎日映画コンクール」表彰式は2月17日(水)に、めぐろパーシモンホールでに開催予定。コロナ禍で苦境に立たされる映画エンタメ界においても人々の心に響く作品を届けたスタッフ、キャストからどんな思いが発信されるのか?注目したい。

文/サンクレイオ翼

「第75回毎日映画コンクール」受賞結果

日本映画大賞:『MOTHER マザー』(大森立嗣監督)
日本映画優秀賞:『アンダードッグ』(武正晴監督)
外国映画ベストワン賞:『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)
男優主演賞:森山未來『アンダードッグ』
女優主演賞:水川あさみ『喜劇 愛妻物語』
男優助演賞:宇野祥平『罪の声』
女優助演賞:蒔田彩珠『朝が来る』
スポニチグランプリ新人賞(男性):上村侑『許された子どもたち』
スポニチグランプリ新人賞(女性):佳山明『37セカンズ』
監督賞:河瀬直美『朝が来る』
脚本賞:丸山昇一『一度も撃ってません』
撮影賞:西村博光『アンダードッグ』
美術賞:磯見俊裕 露木恵美子『ばるぼら』
音楽賞:渋谷慶一郎『ミッドナイトスワン』
録音賞:藤丸和徳 瀬川徹夫『アンダードッグ』
アニメーション映画賞:『魔女見習いをさがして』(佐藤順一 鎌谷悠監督)
大藤信郎賞:『音楽』(岩井澤健治監督)
ドキュメンタリー映画賞:『れいわ一揆』(原一男監督)
TSUTAYAプレミアム映画ファン賞・日本映画部門:『ミッドナイトスワン』
TSUTAYAプレミアム映画ファン賞・外国映画部門:『TENET テネット』
田中絹代賞:梶芽衣子
特別賞:大林恭子(映画プロデューサー)

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