藤井道人監督、上白石萌歌の特別賞も!「リモートフィルムコンテスト」受賞作決定
東宝とALPHABOATによるクリエイター発掘プロジェクト「GEMSTONE」による「リモートフィルムコンテスト」。審査員の藤井道人、上白石萌歌の特別賞を含む5作品が発表となった。
アニメーターやイラストレーター、作曲家、タレントなど、様々なクリエイターの原石を発掘する、というコンセプトのもと行われる「GEMSTONE」。その第6弾となる「リモートフィルムコンテスト」では、すべての過程をリモートで行う“リモートフィルム”が募集された。
審査員には、オンライン上で演劇を行う劇団ノーミーツ、最新作『ヤクザと家族 The Family』が本日公開となった映画監督の藤井、女優はもちろん音楽活動も行う上白石、また『太陽は動かない』(3月5日公開)のプロデューサーを務めるROBOTの古谷厚、そして『映像研には手を出すな!』(20)のプロデュースを行った東宝の上野裕平が参加した。
このたび1月の最終審査会を経て5つの受賞作が決定。グランプリには、小林洋介・針谷大吾による『viewers:1』が輝き、劇団ノーミーツの広屋佑規は「リモートという定義の中で“こう来るか!“と作品の世界観に驚かされました」と語った。審査員特別賞である藤井道人賞にはMiles Takeo Loboの『NEGOTIATOR ネゴシエーター』、上白石萌歌賞には鈴木士の『The Same Rain』を選出。ROBOT賞は上本真央の『生きてるから、』、劇団ノーミーツ賞は宗像璃比人の『リモート除霊サービス【リモジョ】』がそれぞれ受賞。グランプリの作品は、東宝のプロデューサーとともに、企画、制作が行われる。
なお、1次審査を通過した作品はすべてGEMSTONEの公式YouTubeチャンネルで公開中。映像作品の価値が日々変化していくいま、新たなクリエイターたちの活躍に期待が高まる。