アンミカが語る、『いのちの停車場』から受け取った「いまを大切に生きる」ポジティブなメッセージ
「松坂さん、広瀬さんが演じる若い2人が、一歩踏みだしていく姿はとても感動的でした」
吉永、西田といったベテラン勢の熱演はもちろん、松坂、広瀬の見せるひたむきな若者像が大きな見どころとなっている本作。アンミカも「野呂くんも麻世さんもすごくさわやかで、一生懸命に生きる、若い可能性を持つ2人。咲和子先生が優しく患者さんに接する姿勢を見ながら、命と向き合っていくことで、彼らは一歩踏みだしていく。勇気を出して抱えていた不安をぶち破っていく姿は、とても感動的でした。松坂さんも広瀬さんも、ものすごくすてきでしたね!」と惚れ惚れ。
野呂と麻世は、「誰かのために働きたい」という意志を芽生えさせ、成長を遂げていく。彼らを通して「なんのために、どう働くべきなのか?」と思いを巡らせる人もいるかもしれない。ハッピーなオーラで見る者を魅了しているアンミカにとって、働くうえでのモットーとはどのようなものだろうか。
「『“ありがとう”と“ごめんなさい”は早い方がいい』。本作を観ても思うんですが、一日一日、人生はなにが起きるかわかりません。感謝の言葉を伝えられなかったり、人間関係にしこりを残したままにしていると、人生に暗い影を落とすと思います。人のストレスの9割は、人間関係だと言われています。人間関係のストレスを解消するためには、“和”を大切にすることが一番。だからこそ“ありがとう”と“ごめんなさい”は、そう感じたらすぐに言うようにしています。私の好きな禅語に“和顔愛語”という言葉があります。いつも笑顔で、愛ある言葉を使うと、和が保たれるという意味があるのですが、お仕事をするうえでも、“和顔愛語”はいつも心がけるようにしています」と溌剌とした笑顔を見せる。
Next
アンミカが明かす、両親への感謝
作品情報へ