キアヌ・リーヴス主演『ジョン・ウィック』第4弾に、ドニー・イェンが参戦決定!
キアヌ・リーヴス演じる孤高の殺し屋ジョン・ウィックの死闘を描く「ジョン・ウィック」シリーズ。全世界累計興収5億8000万ドルを突破する本シリーズの第4弾『John Wick: Chapter4』に、「イップ・マン」シリーズなどで知られる香港映画界のスター、ドニー・イェンが参戦することが明らかになった。「Deadline」など複数メディアが報じている。
「マトリックス」シリーズなどでスタント・コーディネーターを務め、人気ゲーム「Ghost of Tsushima」の映画版の監督にも抜擢されたチャド・スタエルスキ監督が、前3作につづいてメガホンをとる本作。
イェンが演じるのは、ジョン・ウィックと同じような経歴を持つ、彼の古くからの友人という役柄。スタヘルスキ監督は「このシリーズにドニー・イェンを迎えることができてとてもうれしく思います。この魅力的な新キャラクターで、彼と一緒に仕事ができることを心待ちにしています」とコメント。
カンフー映画全盛期の1980年代に俳優デビューを果たしたイェンは、香港映画界のトップスターとして名を馳せた後、2000年代前半にハリウッド映画にも活動の幅を拡げる。その後は国際派俳優として活躍し、チャン・イーモウ監督の『HERO』(02)やウィルソン・イップ監督の「イップ・マン」シリーズは世界各地で大絶賛を獲得。
近年では『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)や『ムーラン』(20)など大作映画にも相次いで出演している。
本作のあらすじなどの詳細はまだ明らかになっていないが、先日にはロンドンを拠点に活動する日本人アーティストのリナ・サワヤマの出演が発表されたばかり。今年の夏にフランスとドイツ、日本などで撮影が行われる予定となっており、2022年5月27日(金)に全米公開予定。さらなる続報に乞うご期待。
文/久保田 和馬