エミリー・ブラント、「音なしの現場はエキサイティング」と語る!「クワイエット・プレイス」ならではの撮影秘話とは
音を立てたら、“なにか”に襲われる!世界的にメガヒットした新感覚ホラーの続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』が、ついに6月18日(金)に公開となる。コロナ禍で延期を余儀なくされた本作だが、全米では5月28日に公開され、コロナ禍で公開された作品としては初めてとなる累計興収1億ドルを突破した。日本公開を前に、主演を続投したエミリー・ブラントのインタビューをお届けする。
前作で、最愛の夫であるリー(ジョン・クラシンスキー)と住む家をなくしたエヴリン(エミリー・ブラント)。彼女は産まれたばかりの赤ん坊と2人の子どもを連れ、新たな避難場所を求めていく。
ブラントはもちろん、実生活でも彼女のパートナーであるクラシンスキーも、引き続き夫リー役と監督を務め、役柄と同じ聴覚障がいを持つミリセント・シモンズと、『フォードVSフェラーリ』(19)のノア・ジュプも、娘リーガンと息子マーカス役を続投した。新キャストとしては、『ダンケルク』(17)のキリアン・マーフィと、『キャプテン・マーベル』(19)のジャイモン・フンスーが参加している。
「クラシンスキー監督は、ハリケーンのようでした」
ブラントは前作に続く夫婦でタッグ組んだ作品における長所と短所について「欠点はジョンとトレイラーをシェアしなければいかなかったことでしょうか。結婚したら、予算削減ということだと思いました」とおちゃめにコメント。
公私共に良きパートナーシップを続ける秘訣についてブラントは「人は、仕事をしている時としていない時とでは違ったモードになるはずなので、そこをパートナーとして認め合うことでしょうか。私も家にいる時の自分と、仕事中の自分とでは、まったく違うと思いますから。現場での彼は大作の責任を負っているし、私は女優として集中している。でも、私たちはクリエイティブ面でもつながっていると思うので、問題はないと思いますね」と、夫婦間の関係性は良好のようだ。
とはいえ、クラシンスキー監督は、ブラントのことを「セットでのリーダーだった」と語っていたとか。
「どうでしょう。彼のほうがリーダーだったし、今作のエネルギー源でしたよ。彼はハリケーンのようでした。セットでは、彼に引き込まれてしまう瞬間がありました。でも家にいる時は、子どもたちと無邪気に遊んでいるんです。ジョンの芸術と工芸の才能には驚かされますし」。