『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が首位スタート!『クワイエット・プレイス』続編もトップ10入り
6月19・20日の週末映画動員ランキング。1位が再び入れ替わるなど、様々な変動が見られた。
『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が初登場1位に!岡田准一のアクションも話題
今週1位に輝いたのは、新作の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』。土日2日間で動員16万8000人、興収2億3300万円をあげ、初日から3日間の累計では動員21万人を突破するなど興収3億円に迫る好スタートを切った。
原作は“いま一番おもしろいマンガ”と称され、累計発行部数900万部を誇る南勝久による人気コミック。前作『ザ・ファブル』(19)に続いて主演を務めた岡田准一は、本作ではさらにファイトコレオグラファーも兼任し、製作の初期段階からアクション作りに参加している。前作を上回る攻めたアクションも話題になっており、観客からは、「アクションがキマリまくっていた」や「マジでクレイジー!」、「岡田准一さんのアクション、めっちゃすごい迫力!!」といった感想コメントがSNSで確認できた。
新作ではほかに、音に反応して人類を襲う“なにか”の恐怖を描いた大ヒットホラーの続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』が6位に登場。1998年長野オリンピックにおけるスキージャンプ団体金メダル獲得の裏側で起きた感動の実話を、田中圭の主演で映画化した『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』は9位にランクインしている。
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が2位キープ!『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は累計興収が93億円に
既存作品では、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が土日2日間で動員12万人、興収1億7200万円をあげて2位をキープ。累計では動員が104万人を突破し、興収はまもなく15億円に達する模様。先週4位でスタートを切った『キャラクター』は動員10万1000人、興収1億4400万円をあげ、ワンランクアップの3位となっている。
前週、公開14週目にして首位に返り咲いた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は5位となったが、累計で動員611万人、興収は93億円に。『名探偵コナン 緋色の弾丸』は8位となり、累計で動員504万人、興収70億円を記録している。
今週末には、ビアトリクス・ポターによる名作絵本を実写映画化した『ピーターラビット』(18)の続編『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』、山崎賢人&清原果耶の共演でSF作家ロバート・A・ハインラインの名作小説を映画化した『夏への扉 ーキミのいる未来へー』、芳根京子が主演を務め、人類で初めて永遠の命を得た女性の人生を描く『Arc アーク』といったタイトルが控えている。このほか、「それいけ!アンパンマン」の劇場版第32作『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』も公開となり、ファミリー層の動員アップも予想される。
文/サンクレイオ翼
1位 ザ・ファブル 殺さない殺し屋
2位 るろうに剣心 最終章 The Beginning
3位 キャラクター
4位 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
5位 シン・エヴァンゲリオン劇場版
6位 クワイエット・プレイス 破られた沈黙
7位 るろうに剣心 最終章 The Final
8位 名探偵コナン 緋色の弾丸
9位 ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~
10位 漁港の肉子ちゃん
※興行通信社調べ