『竜とそばかすの姫』IMAX上映が決定!細田守監督が「大変光栄に思います」と喜びのコメント
『時をかける少女』(06)、『おおかみこどもの雨と雪』(12)の細田守監督が、アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされた『未来のミライ』(18)以来3年ぶりに手掛ける最新作『竜とそばかすの姫』(7月16日公開)が、細田作品として初めてIMAX上映されることが決定。このたびIMAX版のポスタービジュアルが解禁された。
本作は母親の死によって心に大きな傷を抱えた主人公のすずが、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界“U ”で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来に歩いていこうとする物語。主人公のすず/ベル役には注目のミュージシャン中村佳穂が抜擢。同級生役に成田凌や染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、さらには森山良子や坂本冬美、役所広司や森川智之、宮野真守など多彩な声優陣が集結したことでも大きな注目を集めている。
そんな本作が、このたび世界最高峰の没入型映画体験を提供するIMAXで上映されることが決定。通常版が公開される7月16日より、現在日本国内に導入されている38のIMAXデジタルシアターにて同時公開となる。自身の作品の初IMAX上映に、細田監督も「私が最初にIMAXで観たのは、アレクサンドル・ペトロフ監督『老人と海』でした。この『竜とそばかすの姫』もIMAX上映していただき、大変光栄に思います。ありがとうございます」と喜びのコメントを寄せている。
さらにIMAX上映決定にあわせて解禁されたIMAX版ポスタービジュアルには、“U ”で歌姫ベルが生き生きと歌うシーンがデザイン。このポスターは7月2日(金)よりIMAX上映を予定している劇場に掲出される。日本を代表するアニメーション監督と豪華声優陣に加え、常田大希率いるmillennium paradeをはじめとした才気あふれる音楽家たちも参加して創りあげられた圧巻の世界を、是非ともIMAXで体験してほしい。
文/久保田 和馬