安倍なつみが明かす、恩師・つんく♂への感謝と、“声”の仕事への想い
「子どもにとって、映画館に行くことはそれだけで特別な思い出になる」
「映画館で映画を観るのが大好き」と語る安倍は、前売券を購入して、子どもと一緒に映画館に行くことも多いそう。「映画館で観られる作品は、なるべく映画館で観るようにしています。先週も子どもと一緒に行ってきました。“映画館に行く“ことだけでも子どもには特別感がありますよね。ムビチケ(前売券)はオトクに映画を観ることができるのはもちろんですが、子どもが鑑賞した作品のムビチケカードをカバンのなかに大切にしまい、ときどき取りだしては『ママ、これ観たよね。楽しかったね』なんて映画の思い出を語ったりするのも、すごくうれしいんです」と、映画館に親子で訪れることの喜びを明かす。
「子どもと”好き“を共有できるのは本当に幸せです。妊娠中もよく行きました。ゆっくり休めるし、夏は涼しいし(笑)。独身時代は、映画館で映画を観た後に、CDショップに行ってサントラを買うのが定番でした。サントラを聴きながらパンフレットを読み、より深く作品を知り、体のなかに、記憶に刻んでおきたい、そんな楽しみ方をしていました。なかでも何度も通った映画は『アメリ』。多分、5回くらい観に行きました。衝撃を受けたのは『ダンサー・イン・ザ・ダーク』ですね。ビョークの歌に、強く心が揺さぶられたのを覚えています。子どものいるいま観たら、気持ちの乗り方も違う気がするから、久しぶりに観てみたいですね」。
「『パウ・パトロール ザ・ムービー』は、我が家の夏の一大イベントです!」
『パウ・パトロール ザ・ムービー』については、「大人も楽しめる映画」だとおすすめしてくれた。「テレビシリーズを知らなくても大丈夫。映画から入っても十分に楽しめる作品です。ちょっとストレスを感じていて、“なにかおもしろそうな作品が観たいな”という大人の方にもぴったりです。前向きになれる映画だし、観た後は晴れ晴れとした気持ちで映画館を後にできます。我が家は家族みんなで観るのを楽しみにしています」。
1998年にモーニング娘。のファーストシングル「モーニングコーヒー」でメジャーデビューを果たした安倍。2023年にはモーニング娘。結成25周年と共に、安倍自身もデビュー25周年を迎える。今後の活動については、子育てとのバランスを見ながら考えているのだという。「今回の吹替えで、表現することの楽しさ、おもしろさを改めて感じました。まだ子どもが小さいうちは可能な限りそばにいてあげたいという気持ちがあるので、寂しい思いをさせないようにいいバランスでやっていけたらいいなと思っています。ファンの方に『待ってるよ』と言っていただけるのは本当にありがたいのですが、お芝居などのステージやライブは、リハーサルや準備も大変だし、役に入り込んでしまう傾向があるので、まだちょっと先になるかな?」とママの表情で微笑みつつ、ステージに立つ“なっち”を待つファンの期待に応えたいという意気込みも見せてくれた。
取材・文/タナカシノブ
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