King & Prince・永瀬廉の眼差しに吸い込まれる…『真夜中乙女戦争』特報&ティザービジュアル解禁
King & Prince永瀬廉主演、池田エライザ、柄本佑共演の2022年公開映画『真夜中乙女戦争』より、特報映像、ティザービジュアルが解禁となった。
原作は“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描いた新鋭作家Fによる同名小説。10代、20代を中心に圧倒的支持を受け、Amazonでは総合カテゴリでベストセラー1位を獲得した人気作品だ。現在放送中のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で主人公、永浦百音の幼馴染の及川亮を演じ、胸打つ繊細な演技力に高い評価を集める主演の永瀬が、鬱屈とした想いと破壊衝動を内に秘めたこれまでにないダークな役柄で俳優としての新境地を魅せる。
永瀬演じる大学生“私”が恋心を抱く凛々しく疎明な“先輩”役には、NHKよるドラ「古見さんは、コミュ症です。」(9月6日放送)への出演が控える池田。しなやかで美しくもミステリアスなヒロイン“先輩”を見事に体現している。謎の男“黒服”役には、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(9月10日公開)で黒木華とW主演を務める柄本。圧倒的なカリスマ性をもつヒール役で重厚な存在感を見せ異才を放っている。監督、脚本は、『チワワちゃん』(19)、『とんかつDJアゲ太郎』(20)などの二宮健。
解禁となった特報映像には、無気力な日々を送る平凡な大学生の“私”、そして凛々しく聡明な“先輩”、危険なカリスマ“黒服”の3人の姿が。面接で質問に淡々と答える“私”の表情からは、“青春”とはかけ離れた虚無感を抱え、すべてに無関心であることが感じられる。また、冒頭の“私”からは想像もつかない、横たわり叫ぶ姿も映し出され、「真夜中乙女戦争」という名の“東京破壊計画”への興味をかき立てられる。
あわせて解禁となったティザービジュアルには、物語のシンボルとなる“東京タワー”をバックに私、先輩、黒服の3人が写る。虚げな表情の永瀬とは対照的に、揺らぐことのない真っ直ぐな眼差しをこちらへ向ける池田と柄本が印象的だ。
全ての“退屈”を破壊する⻘春ダークエンターテイメント。見たことのない表情での永瀬の熱演、そして痛々しくも眩しい物語の予測不可能なラストに期待が高まる。
文/タナカシノブ