アニメに“テニミュ”、実写映画も!「テニスの王子様」メディア展開20年のあゆみ
時を超えてリョーマが現役時代の南次郎に邂逅!フル3DCGで描かれる新作劇場版『テニスの王子様』
最新作『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』では、全国大会決勝の3日後に武者修行のため一人渡米したリョーマの姿を描く。LAに着いて早々、家族旅行中の竜崎桜乃がギャングに絡まれているのを見たリョーマは、彼女を助けるべくボールを放ち、それがきっかけでタイムスリップしてしまう。たどり着いたのはなんと、南次郎が引退に追い込まれた全米オープン決勝の数日前。父の引退の理由を知るべく南次郎とともに行動するリョーマらだが、そこから南次郎の引退に大きく関わる事件へと巻き込まれていくのだった。
本作では、リョーマや南次郎、桜乃に加え、手塚国光、跡部景吾、幸村精市、白石蔵ノ介をはじめとしたおなじみの面々や、エメラルド、ウルフ、ブー、フーらオリジナルキャラクターが登場。はたしてリョーマは南次郎の引退を止めることができるのか?予測不可能な物語に注目だ。
これまでに『劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ The First Game』(05)や『劇場版 テニスの王子様 英国式庭球城決戦!』(11)などの劇場版シリーズでスクリーン狭しと死闘を繰り広げてきたテニプリが、3DCGではどのような活躍を見せるのかも注目ポイント。なお、そんな最新作を彩る新規劇中歌はすべて原作者の許斐剛が作詞作曲をおこなっている。そのこだわりぶりは、900曲を超えるキャラクターソングを有するテニプリならではと言えるだろう。
公開前に行われた本作の完成披露試写会では、これまでのキャラソン人気曲メドレーが、原作のマンガやイラストとともに映像化された「シアター☆テニフェスpetit!」の開催がサプライズ発表されるなど、盛り上がりが止まらない「テニスの王子様」。常に新境地を歩み続けるテニプリが見せる“最新型”をぜひスクリーンで見届けたい!
文/サンクレイオ翼