テレビアニメ「平家物語」や実写版「ONE PIECE」&「聖闘士星矢」の追加情報など…話題のアニメNewsをまとめ読み!
9月に発表され、話題になったアニメ関連のニュースをファンの声とともにおさらい。山田尚子監督の最新作や実写版「聖闘士星矢」のキャスト情報など人気作に関する情報を中心にご紹介する!
山田尚子×吉田玲子×サイエンスSARUなどの強力布陣で「平家物語」をアニメ化!
鎌倉時代ごろから語り継がれ、その後の文学作品や演劇などに多大な影響を与えてきた軍記物語「平家物語」。2016年に刊行された古川日出男訳を底本にしたテレビアニメ「平家物語」が、2022年1月よりフジテレビ系列「+Ultra」にて放送される。
物語の語り部である琵琶法師として、アニメオリジナルキャラクターの“びわ”が主人公。彼と平清盛とその長男の重盛や、その妹の徳子をはじめとする平家の人々との交流を軸に、時代に翻弄されながらも懸命に生きた人々の群像劇が展開される。監督には「けいおん!」シリーズや『映画 聲の形』(16)、『リズと青い鳥』(18)の山田尚子。シリーズ構成と脚本を吉田玲子が務め、キャラクター原案は漫画家の高野文子が担当し、音楽は牛尾憲輔が担当する。さらに、アニメーション制作は、第78回ヴェネチア国際映画祭に出品された『犬王』(2022年初夏公開)のサイエンスSARUが手がけている。
声優陣には、主人公のびわ役を悠木碧が務めるほか、平清盛を玄田哲章、重盛役に櫻井孝宏、徳子役に早見沙織をキャスティング。さらに、千葉繁や井上喜久子、入野自由、小林由美子、岡本信彦、花江夏樹、村瀬歩、西山宏太朗、檜山修之、木村昴、宮崎遊、水瀬いのり、杉田智和、梶裕貴といった豪華な布陣が集結した。
本作の発表と合わせて、山田監督からのコメントも到着。「確かに生きた人たちの、大切な物語に真摯に向き合いたいと思いました。『平家物語』は宇宙のように果てしない存在だと思っていましたが、とても色鮮やかで、実に情の深い作品でした。どうかみなさまの心に沁みていけますよう。よろしくお願いいたします」と作品への思いを語っている。
実写ドラマ版「ONE PIECE」のタイトルロゴと第1話仮タイトルが明らかに!
1997年より「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタートし、コミックスの累計発行部数は全世界で4億9000万部を突破。9月3日には記念すべきコミックス第100巻が発売された「ONE PIECE」。そんな同作を実写ドラマ化するNetflixシリーズ「ONE PIECE」から、タイトルロゴと第1話の仮タイトルが発表された。
原作者の尾田栄一郎がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、「エージェント・オブ・シールド」のマット・オーウェンズが脚本とエグゼクティブ・プロデューサーを、「LOST」のスティーブン・マエダが脚本にショーランナー、エグゼクティブ・プロデューサーを務める本作。実写版ロゴは原作のデザインを踏襲しており、「O」の文字に“麦わらの一味”を表すドクロマークが描かれ、「E」の文字が碇の形になっている。また、ドクロマークの左目下にはルフィと同じ傷があるほか、穴の空いた鼻の部分にもルフィらしき人影を確認できる。そして、第1話の台本の表紙に書かれた仮エピソード名は「ROMANCE DAWN」であり、これは原作第1巻、第1話のタイトル「ROMANCE DAWN ―冒険の夜明け―」とまったく同じものであるようだ。