テレビアニメ「平家物語」や実写版「ONE PIECE」&「聖闘士星矢」の追加情報など…話題のアニメNewsをまとめ読み!
『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』の監督に『新聞記者』の藤井道人
「攻殻機動隊」シリーズの最新作「攻殻機動隊 SAC_2045」が、新シーンを加えて再構成された『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』として11月12日(金)より2週間限定で劇場公開。監督は『新聞記者』(19)の藤井道人が務めることとなった。
「攻殻機動隊 SAC_2045」はシリーズ初のフル3DCGアニメーション作品。「攻殻機動隊S.A.C.」を手がけてきた神山健治と、「APPLESEED」シリーズで知られる荒牧伸志がダブル監督を務め、Netflixにて2020年4月からシーズン1が全世界で配信開始された。
今回の劇場版は、シーズン1を再構成し全編フルグレーディングを施したもの。引き続きmillennium paradeが主題歌を担当し、「Fly with me」のフルサイズを今回の劇場版のために新たなアトモスミックスを加えている。このニュースと合わせて解禁されたメインビジュアルは、本作のキャラクターデザインを担当するイリヤ・クブシノブが描き下ろし、主人公の草薙素子ら公安9課のメンバーと、新キャラクターの江崎プリン、物語のキーとなる“ポスト・ヒューマン”シマムラタカシが描かれている。
同時に公開された特報では、「2045年」のテロップから始まり、再び結成された公安9課の面々やタチコマ、江崎プリンに加え、スミスから語られる新たな敵“ポスト・ヒューマン”の存在、そして謎に包まれたシマムラタカシの登場などがほのめかされている。
本作について藤井監督は、「オファーをいただいたとき、なにかの間違いじゃないかと驚きましたが、ご縁あってこの歴史あるタイトルの劇場版監督を引き受けることになりました。神山監督と荒牧監督が丹念に作り上げた世界を、畏れ多くも2時間の映画に再構築させていただきました。攻殻機動隊シリーズを観たことがない人でも楽しめる、濃密で見応えのある映画ができました。是非劇場でご覧ください」とコメント。オファーを受けた際の驚きや作品への手応えを明かしている。
新田真剣佑が実写版「聖闘士星矢」の星矢役に!
累計発行部数3500万部超えの車田正美の人気コミック「聖闘士星矢」をハリウッドで実写映画化した『Knights of the Zodiac』の撮影が完了。キャスト情報も解禁され、新田真剣佑が主人公の星矢役を演じることが明らかになった。
「聖闘士星矢」は1985~90年にかけて「週刊少年ジャンプ」にて連載され、テレビアニメや舞台、ゲームなどで展開。30年以上にわたって世界中で絶大な人気を誇ってきた。2017年に製作開始が発表された今回の実写版では、幼い頃に生き別れた姉を捜し続ける星矢が、神秘に満ちた女性、沙織と出会うことで自らの運命に直面。小宇宙(コスモ)と呼ばれる力とペガサス聖衣(クロス)と呼ばれる古代ギリシアの鎧を巡り、壮大なアクションが展開していく。
今年の春から活動拠点を海外に移した新田は、『パシフィック・リム:アップライジング』(18)に続く海外作品への出演。「ジュマンジ」シリーズのマディソン・アイズマンや『ジョン・ウィック:パラベラム』(19)のマーク・ダカスコス、『ターミネーター3』(03)のニック・スタール、「X-MEN」シリーズのファムケ・ヤンセン、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのショーン・ビーンといった実力派俳優たちと共演するようだ。
監督には、Netflixオリジナルシリーズ「ウィッチャー」や「イントゥ・ザ・ナイト」の製作総指揮を務めたトメック・バギンスキー。『10クローバーフィールド・レーン』(16)の共同脚本を担当したジョッシュ・キャンベル&マット・スタッケンが脚本を担当し、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(公開中)のアンディ・チェンがスタント・コーディネーター兼アクション・コーディネーターを務めるとのこと。
このニュースにファンからは、「すごそう!」や「マッケン!星矢!楽しみ!コスモ高めるとこのCGやばそー!」、「原作のストーリーはあまり意識しなくていいと思う」といったコメントがSNSにアップされていた。
このほかでは、京都アニメーション製作の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が「金曜ロードショー」にて2週連続で放送されることも話題に。10月29日(金)にテレビシリーズの特別編集版、11月5日(金)には劇場公開作『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』(19)が放送される。
文/サンクレイオ翼