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「ニ度と帰ってこない人生のマジックアワー」北村匠海主演『明け方の若者たち』新規写真に見る青春の断片

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「ニ度と帰ってこない人生のマジックアワー」北村匠海主演『明け方の若者たち』新規写真に見る青春の断片

北村匠海主演による青春ラブストーリー『明け方の若者たち』(12月31日公開)。このたび同作より、甘酸っぱくもほろ苦い青春時代を思い出させる場面写真が到着した。

手を繋ぎ見つめ合う2人の姿は、“沼のような5年間”の始まりを予感させる
手を繋ぎ見つめ合う2人の姿は、“沼のような5年間”の始まりを予感させる[c]カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会

本作は、Twitterでの“妄想ツイート”が話題となったウェブライター、カツセマサヒコの青春恋愛小説を映画化したもの。退屈な飲み会で出会った“彼女”に一瞬で恋をした“僕”が過ごす青春の日々と、社会人になって現実に打ちのめされていく姿を描く、甘酸っぱくもほろ苦い青春譚となっている。主人公の“僕”役を『君の膵臓をたべたい』(17)の北村が務め、“彼女”役を2022年放送予定のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロインを務める黒島結菜が演じる。ほかにも「ウルトラマンタイガ」の井上祐貴が“僕”役共演。『ホリミヤ』(21)の23歳新進気鋭の監督、松本花奈がメガホンを取っている。

解禁された場面写真では、“僕”が布団の上で憂鬱そうな表情を浮かべ携帯電話を見つめる姿、“僕”と“彼女”と尚人の3人で夢を語り合うシーンなどが切り取られている。苦しくも熱っぽい青春の温度を感じることができるものばかりだ。

“僕”と“彼女”と尚人は高円寺の居酒屋で時間を忘れて語り合う
“僕”と“彼女”と尚人は高円寺の居酒屋で時間を忘れて語り合う[c]カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会

北村は本作について「映画に登場する、街や音楽が偶然にも僕の ''本物の青春 ''と重なっていて、もうニ度と帰ってこない人生のマジックアワーをまた味わえたような、切なくてじんわりあったかくて、笑ってるのか泣いてるのかよくわからないあの頃を、皆さんも思い出せるかもしれません」と、青春を思い出させる作品であることをコメントしている。


実力派若手キャストと気鋭の監督が描く、共感必至の20代の青春譚。大晦日の公開を楽しみに待ちたい。

文/入江奈々

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