映画ニュース 2021/11/6 19:12

『ソードアート・オンライン』最新作が首位デビュー！2位に天海祐希主演作『老後の資金がありません！』

10月最後となった30・31日の週末映画動員ランキング。TOP3が一気に入れ替わる動きのある結果となった。

『劇場版ソードアート・オンラインプログレッシブ星なき夜のアリア』が初登場1位！続編が早くも2022年公開に

今週の動員ランキングは、土日2日間で動員22万5000人、興収3億4900万円をあげた『劇場版ソードアート・オンラインプログレッシブ星なき夜のアリア』が初登場1位を獲得。IMAX版のほか、ドルビーアトモス、個々のシアターに合わせて音響を調整した【フルダイブサウンド】上映、日本映画初のIMAX 12chサウンド上映と様々な音響設備での上映が実施され、スクリーンアベレージは他作品を大きく上回る150万円という高稼働のスタートとなった。さらに、早くも本作の続編となる『劇場版ソードアート・オンラインプログレッシブ冥き夕闇のスケルツォ』が2022年に公開予定であることも発表されるなど、今後も「ソードアート・オンライン」のムーブメントは続きそうだ。

【写真を見る】アインクラッド編をアスナの視点でリブートした『劇場版ソードアート・オンラインプログレッシブ星なき夜のアリア』[c]2020 川原礫/KADOKAWA/SAO-P Projec

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このほか新作からは、『老後の資金がありません！』が動員12万人、興収1億4900万円をあげて2位に。巧みな設定で読者の共感を呼んでいる稀代のストーリーテラー、垣谷美雨の34万部を突破した同名ベストセラーを天海祐希の主演で映画化した。続く3位にも新作の『そして、バトンは渡された』がランクイン。2019年の本屋大賞を受賞した瀬尾まいこによる同名ベストセラーを永野芽郁主演で映画化した作品で、動員11万7000人、興収1億5800万円を獲得し、初日から3日間の累計では動員16万人、興収2億円を超えるスタートとなった。

『老後の資金がありません！』は2位でスタート！[c] 2021映画『老後の資金がありません!』製作委員会

『そして、バトンは渡された』は3位にランクイン[c]2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会

公開5週目の『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』、公開7週目の『マスカレード・ナイト』もランクイン

既存作品では、先週1位スタートを切った『映画トロピカル～ジュ！プリキュア雪のプリンセスと奇跡の指輪！』は4位へ。5位だった『CUBE 一度入ったら、最後』となった。

6位の『燃えよ剣』は累計で興収8億円を突破。公開5週目の『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』は7位につけており、累計で動員157万人、興収22億円に。公開7週目ながら8位の『マスカレード・ナイト』も動員254万人、興収34億円を記録している。

今週は、よしながふみによる人気漫画を西島秀俊＆内野聖陽のW主演で実写化したテレビドラマの劇場版『きのう何食べた？』、嵐の20周年ツアー中に行われたシューティングライブの模様を堤幸彦監督が映像化した『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』の先行上映(ドルビーシネマ限定)のほか、アベンジャーズをも超越するヒーローチームを描くマーベル・スタジオのアクション大作『エターナルズ』、アレサ・フランクリンをジェニファー・ハドソンが演じる『リスペクト』、奴隷の女性と社会学者の女性をめぐる脱出劇スリラー『アンテベラム』といった海外の注目作品が公開されている。

文/サンクレイオ翼

以下は、1～10位までのランキング(10月30・31日)
1位　劇場版ソードアート・オンラインプログレッシブ星なき夜のアリア
2位　老後の資金がありません！
3位　そして、バトンは渡された
4位　映画トロピカル～ジュ！プリキュア雪のプリンセスと奇跡の指輪！
5位　宇宙の法―エローヒム編―
6位　燃えよ剣
7位　007／ノー・タイム・トゥ・ダイ
8位　マスカレード・ナイト
9位　CUBE 一度入ったら、最後
10位　DUNE/デューン砂の惑星
※興行通信社調べ