芦田愛菜&宮本信子がBLでつながる親友役に!『メタモルフォーゼの縁側』で10年ぶりに共演
<コメント>
●芦田愛菜(佐山うらら役)
「オファーをいただいたときに原作を読ませていただきました。読めば読むほどあったかくて元気になるような、愛おしくて抱きしめたくなるような作品だと思いました。宮本さんとは10年前は孫役として共演させていただき、今回はお友だち役として再びご一緒できてとてもうれしかったです。宮本さんはご自身が納得いくまで台詞を合わせたり、現場を動かれている姿が印象的で、一緒にお芝居をさせていただくと私自身も頭で考えるのではなく自然に体が動いていき、うららの気持ちをスッと引きだしていただいたような気がします」
●宮本信子(市野井雪役)
「最初にお話しをいただいたとき、まず『“BL”とは何のことですか?』と質問させていただきました。原作を読ませていただき、鶴谷さんの絵があたたかくて、やさしくて、素敵でした!隅々までいいんですもの。雪さんも魅力的な人物なので、岡田さんが書かれた台詞とともに、少しでも雪さんに近づけたらと思いました。お相手の愛菜さんとは10年前、おばあさんと孫として共演しました。あの頃は私の手の中に小さな手がスッポリ入ったんです。今回の共演はうれしく楽しみにしておりました」
●鶴谷香央理(原作)
「初めて企画書をいただいた時は、うれしくてしばらく鞄に入れていました。プロット、台本といただくうちに、映画というのは、大勢の人のその場の工夫によって組み上げられ、変化していくものだと体感することができました。私が垣間見たその過程は、山あり谷ありの中でも誠実で、ひとつひとつが輝いていて、映画への憧れが大きくなるばかりでした。最後にどんな作品ができあがるのか、いまから本当に楽しみです」
文/久保田 和馬
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