柴咲コウ、キアヌ・リーブスとリモートでの再会に感激「胸がいっぱい」『マトリックス レザレクションズ』イベント|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
柴咲コウ、キアヌ・リーブスとリモートでの再会に感激「胸がいっぱい」『マトリックス レザレクションズ』イベント

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柴咲コウ、キアヌ・リーブスとリモートでの再会に感激「胸がいっぱい」『マトリックス レザレクションズ』イベント

18年ぶりのシリーズ新章『マトリックス レザレクションズ』(12月17日公開)で「マトリックスデイ」と題したプレミアイベントが、12月7日にesports銀座studioで開催。キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モスがリモート出演し、日本人ゲストとして、日本版インスパイアソング「PARADOX」を手掛けた[MY FIRST STORY]のHiroと、サプライズゲストとして、日本語吹替版で声優を務めることが本日発表された柴咲コウが登壇した。最初に本編の冒頭14分の映像が流され、本作への期待感を大いに煽られたなかで、イベントはスタートした。

日本語吹替版キャストを務めた柴咲コウ
日本語吹替版キャストを務めた柴咲コウ

私たちの生きるこの世界が、実は仮想世界=マトリックスだったという衝撃的な設定と超絶アクションで、映像革命を起こしてきた「マトリックス」シリーズ。『マトリックス レザレクションズ』は、主人公のネオ役を演じるリーブスら主要キャストが続投し、「マトリックス」シリーズの生みの親で、シリーズ全作品を監督しているウォシャウスキー姉妹の、ラナ・ウォシャウスキーがメガホンをとった。

柴咲は「マトリックス」シリーズを振り返り「時代がやっと追いついてきたなと。あの時代に、あのスケールで仮想現実を取り上げて描いていたのは、本当にすごいことだったなと。改めて観直してみても、まったくすたれてない。さらに新作がどうなってるのかってことで期待度大です」と感心する。

日本版インスパイアソング「PARADOX」を手掛けた[MY FIRST STORY]のHiro
日本版インスパイアソング「PARADOX」を手掛けた[MY FIRST STORY]のHiro

Hiroは1作目の公開当時5歳だったそうで「僕は当時、映画館では観てなかったけど、金曜ロードショーとかで観て、同級生とかと名シーンを再現してじゃれあってた印象があります。特に弾をよけるシーンの印象が色濃く残っていたけど、改めて大人になってから観ると全然違う見え方がして、アクション映画というよりも、より深い人間模様が詰まっている映画だなと」としみじみ語った。

続いて、リーブスとモスがリモートで登場。リーブスは「ハロー!エブリワン!」と満面の笑みを浮かべ、とても特別ですばらしい形で、みなさんとこの時を分かち合えていますね。クレイジーな形だけど、最高です」と挨拶すると、モスは「本来なら、そこに行きたかったですが、こちらから愛を送っています。新しい『マトリックス』をみなさん、心から気に入ってくださればうれしいです」と微笑んだ。

柴咲とリーブスは『47RONIN』(13)で共演して以来、久々の再会となった。柴咲が「私のことを覚えてますか?」と英語で聞くと、リーブスはハイテンションで「もちろん!」と投げキスを送る。

柴咲はリーブスに会えた感想を尋ねられると「胸がいっぱいです。本当に、ここにいらしていただきたかったと思います」と興奮しながら言うと、リーブスも「僕も最高の気持ちです。本当だったらハグをしたり、直接『コンニチハ』と言ったり、笑顔を向けたいところです。でも、再会できたことをうれしく思っていますし、今日この場に来てくれてありがとう」と感謝した。


【写真を見る】爽やかな笑顔で登場したキアヌとキャリー
【写真を見る】爽やかな笑顔で登場したキアヌとキャリー

Hiroも「僕の子どものころの青春のお2人だったので、このような形で一緒にお仕事をできていることを光栄に思います」と感激すると、リーブスも「サンクス!」と礼を述べる。

モスも「本当にありがとう。『マトリックス』は自分が出演してますが、映画としてのインパクトも大いにありました。当時は若かった方たちが大人になって、この作品について語れるのもすばらしいこと。『マトリックス』に対する愛をこういう形で返してくださって、とても特別な想いです」と感謝した。

最後に4人でのフォトセッションをし、コロナが明けたあとの再会をお互いに願って、イベントは幕を閉じた。

取材・文/山崎伸子

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