話題の歌姫、清水美依紗が語るディズニー映画と音楽の魅力「1日1日を懸命に生きるディズニープリンセスのようにありたい!」 - 3ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
話題の歌姫、清水美依紗が語るディズニー映画と音楽の魅力「1日1日を懸命に生きるディズニープリンセスのようにありたい!」

インタビュー

話題の歌姫、清水美依紗が語るディズニー映画と音楽の魅力「1日1日を懸命に生きるディズニープリンセスのようにありたい!」

「そっと寄り添い勇気づけてくれる優しさをディズニー作品の楽曲から感じています」

ディズニーミュージック最大の魅力を尋ねると、「唯一無二であること」とキッパリ。「セリフと歌のシーンの境目を感じないくらい自然だから、スッと心に入ってきます。物語もキャラクターも映像もすばらしいけれど、私が一番惹かれるのは音楽です。楽曲を聴いただけでキャラクターが歌っている情景が浮かぶし、楽曲が物語を明るくしたり、暗くしたりと、雰囲気をガラッと変える役割を果たしています。音楽はディズニー作品に欠かせない存在です。人生においてみんなが持つ希望や目標。それが叶っても叶わなくても、そっと寄り添い勇気づけてくれる優しさをディズニー作品の楽曲から感じています」。

お尋ね者の大泥棒フリンとこユージーンと出会い、見知らぬ世界へと踏みだすラプンツェル
お尋ね者の大泥棒フリンとこユージーンと出会い、見知らぬ世界へと踏みだすラプンツェル[c] 2021 Disney

「表現をする時は、歌手であり、役者であり、踊ればダンサーにもなる」

ディズニープリンセスのように、自ら道を切り開いてきた清水だが、ニューヨーク留学前後で音楽に対する向き合い方が変わったと明かす。「小さいころから、テレビに出ることに憧れていて、トイレで1人インタビューの練習をしたりするほどでした(笑)。歌手を目指して活動していましたが、自分の表現力にはなにかが足りないと感じていて、留学を決意しました。本場のミュージカルを観て感動したのは、演者が、歌やダンス、声も身体もすべての表現方法を使って役を生きていたこと。ずっと歌も歌いたい、役者もやってみたいと思っていたけれど、歌と芝居を切り分けて考える必要はないことを教えられました。表現をする時は、歌手であり、役者であり、踊ればダンサーにもなる。それまで私はうまく歌うことばかりにこだわっていたので、“伝えること”の大切さに改めて気づかされました。それからは、歌詞は“音がついているセリフ”だと考えるようになり、自分自身の表現も変わってきました」。

「歌詞は“音がついているセリフ”だと考えるようになり、自分自身の表現も変わってきました」
「歌詞は“音がついているセリフ”だと考えるようになり、自分自身の表現も変わってきました」撮影/野崎航正



留学先では、先生や同級生からミュージカル「ミス・サイゴン」のキム役を演じてみては?と薦められることが多かったという。「キム役を薦める理由を尋ねたら、私のパフォーマンスを見て“キム役ができる!”と感じたのではなく、私自身を見て“キムを思い浮かべた”と教えてくれました。まだ自分ではピンと来ないけれど、私自身にそう思ってくれる人がいるのであれば演じてみたいし、そう感じてくれた理由を実感したい!という気持ちがあります。いまの目標はミュージカルでキム役を演じることです」。

取材・文/タナカシノブ

■清水美依紗
2000年生まれ、三重県出身。高校在学中に数々のTV音楽番組に出演し、テレビ東京「THEカラオケ★バトル」では優勝を果たす。卒業後にニューヨーク・フィルム・アカデミー・ミュージカル・シアターへ留学。帰国後に始めたTikTokで、洋楽、ディズニーソングなどをカバーし、40万フォロワーを獲得。アルティメット・プリンセス・セレブレーションのテーマソング「Starting Now ~新しい私へ」も収録したディズニープリンセス・ソングが大集結した “究極”(アルティメット)の永久保存盤「アルティメット・プリンセス・セレブレーション・アルバム」が発売中。

■ディズニープラスについて
ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの名作・話題作に加え、新たに「スター」ブランドが追加され、大人が楽しめるドラマや映画も充実。さらにオリジナル作品も見放題。


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