5万円以下は、もはやお手頃?バットマン、ドクター・ストレンジなど、クオリティもお値段も高めなフィギュア
映画の歴代『バットマン』がフィギュアで集合!
最後は、3月11日(金)に公開される『THE BATMAN-ザ・バットマン-』から、こちらもプライム1スタジオから発売となる「ミュージアムマスターライン ザ・バットマン バットマン スペシャルアートエディション リミテッドバージョン」を紹介。
アメコミ作家のジム・リーが映画のプロモーション用に描き下ろした赤と黒を基調にした強烈なイラストを立体化している。イラストから造られたにもかかわらず、見た目以上の情報量が盛り込まれており、例えばアーマーは、防御力と機動性をしっかりと感じさせる質感やデザイン性に加え、過酷な任務を物語るような傷まで加工されているなど、こだわりが満載だ。
多彩なガジェットを格納できるポーチなどの細部の作り込みに加え、全身を覆う黒のカラーリングをとっても、単なる一色ではなくグラデーションを感じられるようになっていたりと、どこまでも情報量が多いアイテムとなっている。
また、躍動感を再現するように造形されたマントは、質感にこだわったファブリック素材で、自由なポーズづけが可能。さらに差し替えパーツとして映画をオマージュしたムービーフェイスパーツやプライム1スタジオがアレンジしたオリジナル頭部パーツ、グラップルガンを持った右腕など多数が付属する遊び心も。18万1390円(税込)という値段も納得のクオリティの高さだ。
なおプライム1スタジオには、このアイテム以外にも多くのバットマンのフィギュアがそろっている。『バットマン フォーエヴァー』(95)版の「ミュージアムマスターライン バットマン フォーエヴァー バットマン」は、前2作から大幅に一新されたデザインを完全再現。
繊細な曲面の組み合わせによって形作られるバットマスクの造形美、フォーエヴァー版の特徴である鍛え上げられた肉体を模したスーツのディテール、美しい光沢を帯びたスーツ表面とレザー調グローブ・ブーツの質感との対比など、風格漂う仕上がりとなっている。なお価格は15万7190円(税込)だ。
『ダークナイト』版「HDミュージアムマスターライン ダークナイト バットマン」は、機動性向上のため開発されたリニューアルスーツの細部に至るディティール造形はもちろん、布製リアル素材で再現されたケープまで精密な出来栄えを誇る。
頭部はマスクの奥にあるクリスチャン・ベイルの存在を感じさせるリアルさで、さらに首の差し替えパーツで正面、やや左下、やや右上の方向に向けることも可能。静かな立ち姿には劇中の“雰囲気”が漂っているから驚きだ。こちらは今回紹介したなかで最も高い26万6090円(税込)となっている。
これだけのクオリティゆえに喉から手が出るほど欲しくなってしまう今回のフィギュアたち。どれも決して安い買い物ではないので、ぜひ財布の紐が緩み切っているいまのうちに買っちゃおう!
文/サンクレイオ翼